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【3/17号】「防水材がフクレてしまった!なんで?どうしたらよかったの(泣)?」~防水材不具合シリーズ第1弾~

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いつも大変お世話になっております。
東日本塗料㈱メールマガジン担当の東海智代です。
平素より弊社製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

先日、「どうしても今すぐ唐揚げが食べたい!ナウ!」と思い、
1時間だけタレに漬けた鶏肉を、「今すぐ」という気持ちが先走り、
テキトーに衣をつけて油にイン!しました。
・・・もうおわかりですよね。そうしたところ・・・・見事に破裂。
右腕に大やけどを負いました(酔っていて痛みを感じませんでした)。
その時思い知った事。やはり下準備はしっかりやらないとだめだということ。
大やけど事件後は、どんなに唐揚げを欲していても、
一晩タレに漬けて、1つ1つ丁寧に片栗粉をつけてから揚げるようにしました。
やはり、下準備をしないと大けがをしますし、
しっかりと手順を踏まないと、おいしい唐揚げにはたどり着けない・・・
先日の教訓です(その後もお酒は飲み続けました)。

さて、本日は、
「防水材の不具合シリーズ第1弾」
について、お伝えいたします。
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皆様は、防水材塗装後、以下のような不具合に遭遇したことはありませんか?
不具合1:塗膜のフクレ
不具合2:防水材の硬化不良
不具合3:塗膜表面の発泡・ピンホール
不具合4:トップコートの変色

今日は、「不具合1:塗膜のフクレ」について、
よくある現場の失敗例から、フクレ原因と対策を追求していきたいと思います。

【考えられる例1】
<現場の失敗例>
時間がなかったため、素地の乾燥時間を十分に取らずに、塗装してしまった
予算も時間もなくて、通気緩衝工法を行わなかった
<フクレの原因>
素地(コンクリート・モルタル)に含まれた水分が上に上がってきて塗膜を膨らませている
<対策>
十分に素地を乾燥させてから塗装を行うこと
X-1に則った通気緩衝工法をしっかりと行うこと

【考えられる例2】
<現場の失敗例>
下地がプライマーを吸い込んでいるようだったが、規定量を塗ったので安心していた
(素地が濡れ色にならなかった)
<フクレの原因>
プライマーが下地に吸い込まれてしまって表面に残らず、密着効果が得られなかった
<対策>
プライマーは素地が濡れ色になるまで複数回塗布する
塗布しても濡れ色にならない=素地がプライマーを吸い込んでいる、ということ

【考えられる例3】
<現場の失敗例>
プライマーを塗ってから、大きく日を空けて防水材・上塗を塗装した
<フクレの原因>
材料同士の密着力が低くなってしまい、界面で剥がれてしまった
<対策>
材料ごとの上塗可能時間を守る
上塗可能時間を過ぎてしまった場合は、再度プライマーを塗布
塗布したプライマーや防水材が雨などで濡れてしまった場合、十分に乾かして、
再度プライマーを塗布

【考えられる例4】
<現場の失敗例>
防水材だから厚みをつけて効果を更に出したいと思い、規定量より厚く塗布した
(2液の場合)
<フクレの原因>
厚塗りをしたことによって、
乾燥時に発生する反応ガスが抜けきらなかったため、ガスにより膨れてしまった
<対策>
カタログや仕様書に記載されている規定量をしっかり守って塗布する
一度に厚塗りせず、何回かに分けて塗装する
反応ガスが出ない1液塗料に切り替える

【考えられる例5】
<現場の失敗例>
日が暮れそうだったし、防水材を1回目に塗った表面は乾いていたので、
防水材塗布2回目を急いでしまった
<フクレの原因>
防水材塗布1回目の養生時間を十分に取る
養生期間をしっかりと取らないと、【考えられる例4】と同様、
反応ガスが抜けきらない状態で2回目が塗布されることになり、
その反応ガスによって膨れてしまう
<対策>
防水材塗布1回目の養生期間を、カタログや仕様書に記載されている通りしっかりと取る
反応ガスが出ない1液塗料に切り替える

いかがでしたでしょうか?
防水材は、カタログ・仕様書通り、しっかりと塗布すれば、
フクレが起こることもありません。
せっかく時間とコストをかけるのですから、美しい塗膜を手に入れたいですね。

下記HPリンク先では、
本文でお話しした内容を、写真付きの資料と共に、更に詳しく解説しております。
また、フクレが起こってしまった後の処理方法も紹介!
ぜひご覧ください!
また、今後、防水材不具合シリーズは第4回まで続きます!

詳しくはHPをご覧ください!
「防水材がフクレてしまった!なんで?どうしたらよかったの(泣)?」~防水材不具合シリーズ第1弾~
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ここまで、読んでいただき、ありがとうございました!
次回は、「床の下地処理方法~こんな時は何を使う?~」をお送りいたします。
被災地の皆様、是非お気をつけて毎日をお過ごしくださいませ。

それでは、皆さま、また次回!

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