いつも大変お世話になっております。
東日本塗料㈱メールマガジン担当の東海智代です。
平素より弊社製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
先日、温泉卵を作ろうと思い、耐熱容器に卵と水をいれ、レンジに入れたところ・・・・
ええ、ご想像通りです。爆発しました。(その後の掃除が大変だった)
また先日、半熟卵を作ろうと思い、熱湯に7分入れ、
ホクホクしながら殻を割った瞬間・・・・
固まっていない白身が出てきました。
(そのまま醤油をかけて喉に流し込みました。まるでロッキー)
どちらも泣きたくなりました。否、泣きました。(泣きながらロッキー)
どうしても、うまい具合にできないんです。
固まりすぎてしまうし、固まらなさ過ぎてしまうし、調節が難しい・・・・
半熟卵がとても好きなのですが、だいたい自分で作るとありつけません・・・・
・・・・・さて、本日は、
「防水材の不具合シリーズ第2弾」
について、お伝えいたします。
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皆様は、防水材塗布後、以下のような不具合に遭遇したことはありませんか?
不具合1:塗膜のフクレ←済(3/17号参照)
不具合2:防水材の硬化不良
不具合3:塗膜表面の発泡・ピンホール
不具合4:トップコートの変色
3/17号では「不具合1:塗膜のフクレ」についてお伝えいたしましたが、
今日は、「不具合2:防水材の硬化不良」について、
よくある現場の失敗例から、硬化不良の原因と対策を追求していきたいと思います。
【考えられる例1】
<現場の失敗例>
はかりがなかったので、A液とB液を目分量で適当に混ぜてしまった
<硬化不良の原因>
A液とB液の配合比が適正ではなかった
<対策>
必ず計量器を使って重量を計り、混合する
体積比ではないので注意!
【考えられる例2】
<現場の失敗例>
大きな機械は持っていないので、混ぜる時に、棒状のものでかき混ぜた
軽く混ぜたら見た目では混ざっていたので、そのまま塗った
<硬化不良の原因>
撹拌が十分ではなかった
均一に混ざっていなかった
<対策>
必ず電動撹拌機を使用!
電動撹拌機で2~3分以上の撹拌を行う
攪拌後、缶の側面に残った材料でも硬化不良になる恐れがあるため、使用しない
【考えられる例3】
<現場の失敗例>
粘度が高くて塗りづらかったので、シンナーをたくさん入れた
<硬化不良の原因>
シンナーでの希釈方法に問題があった
<対策>
基本的に、弊社の防水材はシンナーでの希釈をおすすめしておりません。
もし、希釈する場合でも、A・B液を合わせた総重量の1~2%程度とお伝えしております。
これ以上多いと、乾燥に非常に時間がかかってしまいます。
また、希釈する際は、アルコールを含むシンナーでの希釈は絶対に避け、
ウレタンシンナー(トップ14シンナー)を使用してください!
塗料用シンナーもお使いいただけませんので、ご注意ください。
【考えられる例4】
<現場の失敗例>
計量も混合もしっかりしたのに硬化しない・・・・そういえば雨が降ったかも?
<硬化不良の原因>
施工直後、硬化前に雨などの水分の影響を受けた
<対策>
硬化時の水分を避ける
雨はもちろん、結露や施工中に流れる汗も、硬化不良の原因になります!
【考えられる例5】
<現場の失敗例>
冬の寒い時期に施工した
<硬化不良の原因>
低温の条件下で、A液とB液の反応が遅く、乾きが遅い
<対策>
この場合、養生期間(乾燥時間)をしっかりと取れば硬化します。
また、「そこまで待てないよ!」という場合は、
A液とB液を混合する際に、フローン防水材硬化促進剤を使用してください。
このフローン防水材硬化促進剤は、低温時、冬型のみで使用可能となります。
夏型には使用しないでください。
いかがでしたでしょうか?
防水材は、カタログ・仕様書通り、
計量器を使ってしっかりと計り、電動撹拌機でよく混合し、水分に気を付ければ
硬化不良が起こることもありません。
せっかく時間とコストをかけるのですから、美しい塗膜を手に入れたいですね。
下記HPリンク先では、
本文でお話しした内容を、写真付きの資料と共に、更に詳しく解説しております。
また、硬化不良が起こってしまった後の処理方法も紹介!
ぜひご覧ください!
また、今後、防水材不具合シリーズは第4回まで続きます!
詳しくはHPをご覧ください!
「防水材が乾かない!なんで?どうしたらよかったの(泣)?」~防水材不具合シリーズ第2弾~ ---------------------------------------------------------
ここまで、読んでいただき、ありがとうございました!
次回は、「新製品!フローンプロテクトコートについて」をお送りいたします。
それまで皆様、是非お元気で毎日をお過ごしくださいませ。
それでは、皆さま、また次回!
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