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【3/16号】複雑な建物の名前を整理しよう!~外装材施工のための建物の部位名特集~

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いつも大変お世話になっております。
東日本塗料㈱メールマガジン担当の東海智代です。
平素より弊社製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

以前の仕事関係で、外国人対象の日本料理の料理教室を開催したことがあります。
教室、とはいうものの、自宅に外国人を呼んで、自分で作ったテキストを見ながら、
調理器具や野菜・肉の日本語名を説明しながら一緒に作って食べるというものです。
メニューは様々。味噌汁、お好み焼き、角煮、唐揚げ、肉じゃが、クッキー(?)・・・・
普段、日本語の挨拶や会話、文法を学ぶことはあっても、
なかなか食べ物や道具の名前を勉強することは少ないので、非常に喜ばれました。
喜ばれたのですが。問題がありました。
ゲストたちが興味を持ちすぎて、ものすごく細かいものの名前まで聞いてくることです。
「そんなの日本人だって知らないよ!(涙)」とは立場上、言えなかったので、
その場はごまかし、料理教室を開くたびに、宿題が増えていきました・・・・・。
道具の名前、材料の名前って、本当に様々で、難しいなとその時思いました。
「味噌汁は辛くないですね。これで日本人は満足できるんですか?」
と言われたことは衝撃的でしたが(辛いものが普通の地域出身の方でした)。

さて、本日は、もうすぐ新年度!ということで、
「建物の部位名」について、お伝えいたします。
HPリンクはこちら!
「建物の部位名が多すぎてわからない!」そんな方のために用語集、作りました!


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早いもので3月も半ば。
前回も床の基礎知識についてお伝えいたしましたが、
本日は、外装材・防水材塗装では欠かせない、建物の部位名についてお伝えいたします。

普段塗料を扱っていると、様々な建物の部位名に出会うことがあります。
しかしながら、同じようなものが多く存在するので、
「あれはどこ?」「これは何?」などと混同してしまいますし、
部位名を間違えてしまうと、大変なことになってしまいます。

今回は「これだけは覚えておきましょう!」という建物の部位名を
当社ベテラン社員にピックアップしてもらいましたので、それをご紹介いたします!
文章だとちょっと分かりづらいですが、HP記事ではイラストと共に説明しておりますので、
是非、そちらもご覧ください!

【集合住宅の外装関連でよく使うもの】
★塔屋(とうや):建物の屋上に作られた建物・また屋上から突き出した部分
★斜壁(しゃへき):斜めの外壁 外壁とは言うが、屋根材を使用していることもあり、屋根との区別が難しい。
★パラペット:屋根や屋上、ベランダの一番外側に設置されている、手摺のような立上り部分
★笠木(かさぎ):パラペットや手摺等の一番上に取り付けられている仕上材のこと
★防水押え壁:立上り部に付けられる、立上り部を伝う雨水を切り、雨水の浸入を防ぐもの
★上裏(あげうら)・軒裏・軒天:軒を下から見上げた部分。庇や軒などの裏側のこと。上裏は、軒に限らず、見上げた時に見える裏という意味もあります。階段の裏、とか。
★庇(ひさし):窓や玄関など建物の出入口の上に取り付けられる小さな屋根のような部分
★大庇(おおびさし):出入口や窓だけでなく壁を長く横断して広い範囲で建築される庇。柱で支えられていることもある。
★鼻先・見付:軒先の先端
★天端(てんば):水平の部分。例 手摺天端(手摺の最上部の水平のところ)
★腰壁:腰の高さほどに設置される壁のこと。通常、壁とは別の素材が張られている
★手摺壁:階段やベランダ、廊下など手摺の部分が壁になっている部分
★手摺壁笠木:笠木項目参照
★手摺付根:手摺の一番下が壁に付いている部分。ベランダにも用いられる。

【集合住宅共用廊下・ベランダ周辺でよく使うもの】
★水切り:外壁の突き出した部分にかかる雨水が下に回りこまないようにする、外壁周りに付けるもの。これがなければ、壁などを雨水が伝ってしまい、汚れやすくなる
★巾木(はばき):壁と床の境目に取り付けられたもの。壁下部を保護する役割がある。
★側溝・排水溝:排水のために設けられた溝
★ドレン/ドレイン:雨水などを排水するために、屋根やベランダの床に設置される金属製のもの。排水口。

【戸建外装でよく使うもの】
★棟(むね):屋根の最も高い部分
★棟包み(むねづつみ):棟を覆っているもの
★妻(つま):端のこと。屋根の両端の壁のこと
★破風(はふ):屋根の妻側の端の部分。
★大屋根:1階と2階など複数の階を2枚の屋根面で覆う屋根のこと。大きい屋根ですね。
★陸屋根(りくやね・ろくやね):斜めではないフラットな、平な屋根
★下屋(げや):母屋の屋根より低位置に取り付けられた小さな屋根。母屋に付属した屋根
★縦樋(たてどい):屋根から地面に垂直(縦方向)に取り付けられている樋
★軒樋(のきどい):軒先に設置された雨水を受けるための樋のこと。横向き。半丸型や箱型をしている
★鼻隠し:屋根先端に出た鼻先を隠すために取りつけられた横板
★戸袋:雨戸などの引き戸の扉が複数枚収納できるように作られた部分のこと。これに扉が収納されると、扉を開けた時に、外側からも内側からも戸が見えない。

さて、最後です。
階段の部位名は、また独特なものが多いので、覚えていきましょう!
【階段でよく使うもの】
★踏面(ふみづら):階段の足をのせる部分。平らなところ。
★蹴上(けあげ):階段の立面、段の高さ。
★蹴込(けこみ):階段の立面に当たる垂直の部分
★ノンスリップ:いわゆる滑り止め。踏面の端に付いているもの。
★段鼻(だんばな):階段の踏面の先に出ている先端部分のこと。
★ササラ:階段の両側にある、階段上に加工された斜めの板材。これがない階段もあります。
★手摺子(てすりこ):手摺の笠木の部分から基礎の部分に立つ柱状のもの。おしゃれなものもあります。
★ササラ巾木:階段の両側にある巾木のこと。

もちろん、これらの単語は、今日ご紹介した分類以外の場所で使うこともあります。
例えば、巾木は様々なところで使いますし、
手摺子については、屋上にある場合もありますので、ご了承ください。

いかがでしたでしょうか?
下記HPリンクには、イラスト付きで更に詳しい説明なども載せております。
本メルマガよりはわかりやすいものとなっておりますので、ぜひご覧ください!

詳しくはHPをご覧ください!
「建物の部位名が多すぎてわからない!」そんな方のために用語集、作りました!

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ここまで、読んでいただき、ありがとうございました!
次回配信日まで、是非お元気で毎日をお過ごしくださいませ。

それでは、皆さま、また次回!

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