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【2/8号】脱気筒は1つあれば安心だ!ではない?!~脱気筒の設置間隔について~

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いつも大変お世話になっております。
東日本塗料㈱メールマガジン担当の毎度お馴染み東海智代です。
平素より弊社製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

最近、とても便利だなぁと思ったのが、フタをしたまま電子レンジで使えるタッパーです。
タッパーのまま冷蔵庫から出してそのままチンができますし、
洗って使えるので、環境にもやさしいですよね。私も数多く取り揃えております。
先日、鶏肉の甘酢煮を友人宅に持って行く際にそのタッパーに入れ、
意気揚々と電車移動していたのですが、ん?なんか匂う。甘酸っぱい醤油と酢のかほり。
タッパーを入れた袋を見ると、広がる茶色い染み。うわっ!スカートにも着いてる!!
そう、あれ系のタッパーは、汁漏れが発生するのです!!!!もわ~ん。
そりゃそうですよね、レンジで使えるんですもん。通気、するんですよね。
ってことは、隙間空いてますよね・・・・・あーあ。萎える。山手線内、甘酢臭。
ちなみに、前から愛用しているイ○アのそのままレンジで使えないタイプのタッパーも、
間違えてレンジに入れてしまうことがあり、電子レンジ内でフタが飛びます。中身も。
おかげでうちの電子レンジはいつもきれいです。

さて、本日は、
「脱気筒の設置間隔」について、お伝えいたします。
HPリンクはこちら!
脱気筒は1つあれば安心だ!ではない?!~脱気筒の設置間隔について~

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お客様からよくいただくご質問のトップ5くらいに入る(東海調べ)のが、これ!
「脱気筒ってどのくらいの間隔で設置すればいいの?」
本日は、脱気筒がなぜ必要なのか?という疑問から、正しい設置間隔について、
ご説明していきます。

【脱気筒の役割】
まずは、脱気筒の役割から確認していきましょう。
脱気筒は防水層のフクレを防ぐために設置するものです。
脱気筒を設置すると、下地からの通気を逃すため、
防水材のフクレを防ぐことができるのです。

屋上の防水施工を行う代表的なものとしてウレタン防水材が挙げられます。
建物の躯体にヒビが入ったとしても、ウレタン防水材が傘の役割を果たして、
躯体への雨水の侵入を防ぐことができます。

しかし、ここで一つ問題が発生します。
それは、
「元々含まれていた水分や、壁面等から侵入していた水分等、
下地から逃げられなくなった水分が、水蒸気となって塗膜をフクレさせてしまう」
可能性があることです。

下地からの水分を逃すためにウレタン防水材に穴を開けてしまうと、
雨水が侵入してしまいます。
そこで、脱気筒を設置することによって
外からの雨を下地へ通さないウレタン防水の本来の機能はそのままに
下地に残っている水蒸気だけを外に逃がすことができます。

イメージは、スポーツウェア!
外側の雨を防いで内側の汗を逃がす2つの機能を持たせるようなイメージです。

さて、ここでまた1つ問題となるのが、
「脱気筒までの水蒸気の通り道をどのように確保するか?」
ということです。

そこで登場するのが、「HNT自着シート」!
これを下地に張り付けることにより、
・下地コンクリートとウレタン防水との絶縁
・脱気筒までの水蒸気の通り道の確保
・HNT自着シートの上に直接ウレタン防水材を施工可能
・躯体の動きに追従する緩衝シートであるため、上に塗装したウレタン防水材の
 破断等を防ぐ
・HNT自着シート自体にも防水機能を完備
という1石5鳥の機能を持っています。
そして、これを実現する工法が「HNT自着シート工法」です。
もっと詳しい情報や、施工のやり方が知りたい!という方のための
HNT自着シートのカタログはこちらからダウンロードできます!
HNT自着シートの張り方・脱気筒の設置方法まで写真付きで解説しております!

【脱気筒の設置間隔と設置個所】
さて、本題です!
お客様からのご質問が非常に多い内容をご説明いたしましょう!

Q1:脱気筒はいくつ設置したらいいの?
1つの脱気筒でカバーできる範囲は25~50㎡程度です。
また、「フクレが心配だから多く設置しても大丈夫?」というご質問もいただきます。
脱気筒を多く設置しても問題はありません。
ただし、設置数が少ないと脱気効果が機能しない可能性がありますので、
設置間隔と設置数を必ず守って下さい。

Q2:脱気筒はどこに設置するのが効果的?
屋上防水の場合、水捌けを考慮して勾配が設けられている場合があります。
水蒸気は高い方へ登っていく性質があるので、特に勾配の高い箇所に設置しましょう。

いかがでしたでしょうか?
下記HPリンクでは、上記説明を資料等を用いながらより詳しく説明しております。
是非クリックしてみてくださいね。

詳しくはHPをご覧ください!
脱気筒は1つあれば安心だ!ではない?!~脱気筒の設置間隔について~

また、製品についてのご質問や、その他ご不明な点等がございましたら、
お気軽に弊社までお問い合わせくださいませ!
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ここまで、読んでいただき、ありがとうございました!
次回は「床用塗料の防滑仕様」をお送りいたします。
それまで皆さま、是非お元気で毎日をお過ごしくださいませ。

それでは、皆さま、また次回!


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