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【7/14号】「あれ?トップコートの色が思っていたのと違う・・・・」~防水材不具合シリーズ第4弾~

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いつも大変お世話になっております。
東日本塗料㈱メールマガジン担当の東海智代です。
平素より弊社製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

今は梅雨ですが、もうすぐ真夏。私の嫌いな暑い夏がやってきます。
(北国出身なので、未だに東京の夏とエアコンに慣れないのです)
私はとにかくすぐに日焼けしてしまうのです。そして日焼けのフルコースです。
まず赤くなり、ヒリヒリし、皮がむけ、そして黒くなる。
サンダルを履いたら足がまるでいつもサンダルを履いているようになり、
Tシャツを着たら首の後ろ部分にくっきりとラインが。
Vネックの服も危険です。まるでウルトラマン。当然時計の跡も。まるで横断歩道。
高校時代は「逆ポッキー」と言われていました(スカートと靴下によるものです)。
元々色が白いので、日焼けをすると一目瞭然。
日焼け止めですか?実はしっかりと塗っているのですが、必ず1ヶ所、忘れるんです・・・。
どうにかならないですかね、この必ず1ヶ所忘れる癖と日焼け・・・・。
今年こそ、日焼け止めを味方につけ、しっかりと対策したいと思います。

・・・・さて、本日は、
「防水材の不具合シリーズ第4弾」
について、お伝えいたします。
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皆様は、防水材塗布後、以下のような不具合に遭遇したことはありませんか?
不具合1:塗膜のフクレ←済(3/17号参照)
不具合2:防水材の硬化不良←済(4/14号参照)
不具合3:塗膜表面の発泡・ピンホール←済(6/2号参照)
不具合4:トップコートの変色

今日は、不具合シリーズ最終回!
「不具合4:トップコートの変色」について、
よくある現場の失敗例から、原因と対策を追求していきたいと思います。

詳細はこちら!
「トップコートの色が変色している!なんで・・・(泣)?」~防水材不具合シリーズ第4弾~

【考えられる例1】
<現場の失敗例>
「A液とB液を混ぜて、撹拌棒で混ぜたよ。しっかり混ざったように見えたけど・・・・」
「A液とB液?いつも目分量でやっているから、今回も大丈夫だと思って・・・・」
「粘度が高かったから、いつも持ってる塗料用シンナーで希釈したよ。」
<トップコート変色の原因>
電動撹拌機を使用しなかったことにより、撹拌不足だった。また、撹拌ムラが発生した
希釈剤の選択が適当ではなく、希釈割合も適正ではなかった
規定の配合比を守らずに目分量でやってしまった結果、配合比がずれていた
<対策>
電動撹拌機を使わず、棒などで混ぜてしまうと、
混ざったように見えても、撹拌不足の部分があり、不具合の原因となってしまいます。
撹拌不足の場合、マーブル模様のようになってしまい、正しい色が出ないことも。
そのため、A液とB液は、必ず秤を使って重量比で正しく測って使用しましょう。
トップコートを塗る前の防水材やプライマーの撹拌不足でも、
ブリードによる変色が起こってしまいます。
また、撹拌する際は、必ず電動撹拌機を使用してください。
更に、希釈する際は、決まった希釈剤を適正な割合で使用しましょう。
もちろん、1液のトップコートに切り替えるという方法もあります。
1液の場合も、希釈は正しく測って使用しましょう。

【考えられる例2】
<現場の失敗例>
「塗装にちょっと手間取ってしまって、可使時間を過ぎてしまったかもしれない」
「休憩をはさみながら塗っていたら、結構時間がかかっちゃった」
「時間が経つにつれて粘度が上がっていったのが気になったけど、希釈したら塗れたよ!」
<トップコート変色の原因>
可使時間を超えた塗料を使用して施工してしまった
<対策>
可使時間を超えたものを塗ってしまうことも変色の原因となります。
また、可使時間を超えた塗料を使うことは、
他の不具合の原因にもなります。
絶対に使用しないでください!
(メルマガ6/16号 不具合事例③発泡・ピンホール参照)
「防水材に泡やピンホールが発生してしまった(泣)!」~防水材不具合シリーズ第3弾~


【考えられる例3】
<現場の失敗例>
「下地が何かよくわからなかった。だからそこにあったプライマーと防水材を塗ったよ」
「下地が金属面だってわかっていたけど、どうしても水性トップコートを塗りたかった」
<トップコート変色の原因>
下地に適した処理をしていなかった
下地に適したプライマーを使用しなかった
<対策>
アスファルト防水面に溶剤塗料を使用してしまうと、
アスファルトの成分(タールなど)が浮き出てしまい、黒く変色してしまうことがあります。
また、金属面に防錆効果のない塗料を使用してしまうと、
金属面が錆びてしまい、そのサビの成分で浮き出てしまい、茶色く変色することもあります。
どちらもしっかりとした下地判断および適切な下地処理を行い、
その上で正しいプライマーを選択することで、防ぐことができます。


【考えられる例4】
<現場の失敗例>
「乾燥途中に雨に降られてしまって・・・・塗膜が白くなってる!」
「施工が夜遅くまでかかってしまった。外が寒かったから結露の影響受けないかな・・・・」
<トップコート変色の原因>
硬化途中、水分の影響により、塗膜が白化してしまった
<対策>
乾燥途中の水分は絶対に避けてください。
特に冬場は、なるべく15:00頃までには施工を終えましょう
雨に降られてしまったり、夜露、結露の影響を受けてしまうと、
水があたったところが「白化(はっか)」といって、白くなってしまいます。
その場合は研磨し、プライマーから塗りなおさなければなりません。
余計な手間をかけないためにも施工時の気候・天気は気にしていたいですよね。


いかがでしたでしょうか?
4回に渡ってお送りした防水材不具合シリーズ。
何かお困りになった際、「どうしたらいいかな」と迷った際には、
このメルマガやHPコンテンツをご参考いただけましたら、嬉しいです。

下記HPリンク先では、
本文でお話しした内容を、写真付きの資料と共に、更に詳しく解説しております。
ぜひご覧ください!
さて、防水材不具合シリーズは今回で終了となります。
また、皆様からのご質問が多いものがありましたら、ご紹介いたしますね。

詳しくはHPをご覧ください!
「トップコートの色が変色している!なんで・・・(泣)?」~防水材不具合シリーズ第4弾~
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ここまで、読んでいただき、ありがとうございました!
次回は、「7月5日スタート!「HNT遮断熱サンプルキャンペーン」について」
をお送りいたします。
それまで皆さま、是非お元気で毎日をお過ごしくださいませ。

それでは、皆さま、また次回!

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東日本塗料株式会社 営業部 メールマガジン担当
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