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【7/27号】防水材ってフローン12・11だけじゃないの?~ポリマーセメント系防水材とは?~

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いつも大変お世話になっております。
東日本塗料㈱メールマガジン担当の東海智代です。
平素より弊社製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

小さいころ、東海は非常に大人しく、聡明で理知的な子供でした。
あるとき、住んでいた家の玄関の砂利部分を塗装し、歩きやすくする工事が行われました。
当時から、お人形遊びや遊園地などよりも、工場見学や工事現場、炭鉱見学など、
今でいう「大人の社会科見学」的なものが好きだった聡明な幼き東海は、
母に頼み込み、「絶対に工事の方々を邪魔しない」という約束の元、
そして工事の方々の許可を得た上で、ずっと見ていました。
砂利に、何ものかが流され、重機で滑らかになっていく様子は、子供ながらに楽しく、
こうやって道路が出来上がっていくんだなぁと興奮した大人しい東海は、
母と工事の方々との約束をすっかり忘れ、
その工事現場の上を、水たまりを飛び越えるが如くジャンプで飛び越えるという
何とも理知的な遊びを思いつき、何度かやっていたところ、
ものすごい形相で飛んできた母に首根っこを掴まれ、家に連れ戻されたことがあります。
今から思うと、スーパーウルトラ危険で、工事の方々に本当に申し訳ないのですが、
何かが滑らかになっていったり、きれいになっていったりする様を
見ているのがずーっと好きなのは今でも変わっていません。
だから、きっと、今の仕事が好きなのかな、と思います。

・・・・さて、本日は、
「ポリマーセメント系防水材って何?~フローン無機防水~」について、お伝えいたします。
HPリンクはこちら!
ポリマーセメント系防水材って結局なんだっけ?何が違うの?~フローン無機防水~
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突然ですが、こんなお悩みはございませんか?
「勾配のある個所にローラーで塗れる防水材が欲しい!」
「ウレタン防水材を施工しよう!と思ったら、コンクリートがボロボロ・・・・」
「一般的な防水材だと臭気が気になる・・・・何かない?」

これら全てが解決できる塗料が、いわゆるポリマーセメント系防水材です!
そして、東日本塗料製品でいうと「フローン無機防水」。
では、どんな製品なのか?
上のお悩みを解決しながら、紹介していきます。

まずは、ポリマーセメント系防水材とは、どのようなものなのでしょうか?
簡単に説明します。
一般的にポリマーセメント系防水材とは、
ポリマーセメント系塗膜防水専用エマルションとセメント系のパウダーからできています。
そのため、平場と立上り、どちらも施工可能な上、下地調整も行えるのが特長です。

これらを踏まえて、上記のお悩みを解決していきましょう!

【お悩み①:勾配のある個所にローラーで塗れる防水材が欲しい!】
フローン無機防水はローラー施工が可能な製品です。
そして、勾配面ではダレにくく、平場では平滑に仕上げる事ができます。
もちろん、コテでの施工もOKです。

【お悩み②:ウレタン防水材を施工しよう!と思ったら、コンクリートがボロボロ・・・・】
防水材を施工しようと思ったら、下地のコンクリートがボロボロ。
このままでは施工ができない!涙ポロポロ・・・・
パテやシーリング材ではどうしようもない!どうしよう!
という場面に出会ったことはありませんか?
そういう時も、ポリマーセメント系防水材。
ウレタン防水材施工前の下地調整にポリマーセメント系防水材を使用すると、
キレイに仕上げることができます。
(コンクリート面に対し、カチオン浸透エポプライマーを塗布してからとなります)

【お悩み③:一般的な防水材だと臭気が気になる・・・・何かない?】
フローン無機防水は、高分子エマルション樹脂を主成分としています。
つまり、水性タイプで環境対応型塗料なのです。
そのため、臭いが少なく安心です。
もちろん、希釈や施工道具の洗浄にシンナーを使う必要はありません。

さて、ここまでは、一般的なポリマーセメント系の特長でもあります。
では、弊社のフローン無機防水は、何が違うのでしょうか?

【ポイント①水性・溶剤系、艶有・艶消など様々なトップコートが使える!】
他社製品のポリマーセメント系防水材は、荒い骨材を使用しており、
その上から艶有トップコートを塗布してしまうと、艶ムラが生じてしまいます。
そのため、通常、艶消の1液水性タイプを使用することが主流です。
しかし、フローン無機防水は、樹脂と骨材を研究した結果、
水性・溶剤系、艶有・艶消タイプなど、様々なトップコートが使用できます。

【ポイント②寒冷地・積雪地域でも使用できる!】
北海道・東北地区の寒冷地、北陸地区等の積雪地域では、
積雪や凍結の影響により塗膜にハガレが生じてしまうため、
主に溶剤系トップコートが使用されています。
先にも述べた通り、通常のポリマーセメント系防水材のトップコートでは、
艶消1液水性タイプのトップコートが主に使用されるため、
寒冷地・積雪地域では、ポリマーセメント系防水材は使用できないと考えられていました。
しかし、フローン無機防水は耐溶剤性の高い樹脂を採用することで、
トップコートのチヂレを無くし、溶剤系トップコートの施工も可能となりました。
そのため、寒冷地や積雪地域での採用が多くなされています。

こちらは、青森県内の福祉施設屋上防水の施工事例となります。
是非、ご覧ください!
青森県内福祉施設屋上防水

いかがでしたでしょうか?
下記HPリンクには、上記説明に加え、資料を交えて詳しく説明しております。
是非是非クリックしてみてくださいね。

詳しくはHPをご覧ください!
ポリマーセメント系防水材って結局なんだっけ?何が違うの?~フローン無機防水~

また、製品についてのご質問や、新設・改修現場に対してのお困りごと・疑問点、
その他ご不明な点等がございましたら、
お気軽に弊社までお問い合わせくださいませ!
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ここまで、読んでいただき、ありがとうございました!
次回は、「フローンFRP防水面用アクアトップ発売後のそれから」をお送りいたします。
それまで皆さま、是非お元気で毎日をお過ごしくださいませ。

それでは、皆さま、また次回!

【お問い合わせ先】
東日本塗料株式会社 営業部 メールマガジン担当
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