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【1/10号】「トップコートが白化してしまった！」～冬期防水材施工対策
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いつも大変お世話になっております。
東日本塗料㈱メールマガジン担当の毎度お馴染み亀田智代（元・東海）です。
まずは、この度の「令和6年能登半島地震」において、被害を受けられた皆さまに、
心よりお見舞い申し上げます。 お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
ご遺族の方々に心からお悔やみを申し上げます。 被災地域の皆様の安全確保と被災された皆様の生活が一日も早く平穏に復することを
弊社一同お祈り申し上げます。
令和6年初のメールマガジンです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様、今年の目標は立てましたか？
私は苗字を今年から戸籍上のものに「戻した」こともあり、私自身リニューアル！
輝かしい40代おひとり様美魔女ライフを健康的に送るために、
そして「文武両道・才色兼備（女子力UP）」というわけのわからないゴールを設定し、
様々な目標を立てて毎日を過ごしていきたいと思います（今年こそ）。
例えば
・休肝日を週2回は作る（これが一番難しい）（毎年未達）
・読書100冊（漫画以外。もともと漫画読まないけど。語彙力低下が危機的状況）
・PCのショートカットキーを今以上に使いこなす（ショートカット大好き）
・休肝日を週2回は作る（非常に難しい）（毎年未達だから2回言う）
・1月中に、誤って真っ二つにしてしまった千円札2枚を銀行に替えに行く（？）
・自宅の食料倉庫と冷蔵庫・冷凍庫の整理（もったいぶらずにどんどん使う）
・モンスター狩り再開と、買っただけで満足して化石化したスマブラを触る
・痩せる（目標体重●㎏。詳細自粛。昨年だけで●㎏増量。詳細自粛。）
などです。
でも今、さっそく右手のネイルが剥げていることに気がつきました。女子力DOWN。
そして新年早々、会社の机をひっくり返しました。中のものがバラバラ。前途多難です。
こんな私ですが、今年もどうぞ、どうぞよろしくお願いいたします！
毎日寒いですね。
というわけで、本日は「冬期防水材施工の注意点」についてお伝えいたします。
HPのリンク先では、詳しいデータ等も交えてご説明いたしますので、
ぜひ、最後までお付き合いください！
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「あっ！施工した防水材のトップコートが白くなっちゃった！」
というご経験をされた方は少なくないのではないでしょうか。
低温下では塗料の性質上、白化・硬化不良の不具合が出やすい事は、
皆様もご存知かと思います。
冬場の防水施工にありがちな不具合事例・白化。
過去にも変色の不具合事例をご紹介しておりますが、
今回は「なぜトップコートが白化してしまうのか？」に焦点を合わせ、
その仕組みを掘り下げていきましょう！
過去記事のこちらをご参照ください！
【事例① 1液水性タイプの場合 ～シートトップ#100・#200等～】
シートトップ等の1液水性塗料（エマルジョン塗料）は、
塗装後、水分が飛び、残ったエマルジョン粒子が一体となり、塗膜となります。
（この一体となることを「融着」といいます）
しかし、融着段階で、外部から水分が付着することで融着が阻害され、
その部分が、
「うまくエマルジョン粒子が融着できなかったまま、白化して出来上がった塗膜」
となってしまいます。
例えるなら、上手く羽化できなかった蝶のような状態になってしまうワケです・・・
【事例② 2液溶剤タイプの場合 ～スーパートップ遮熱・弾性トップ14等～】
スーパートップ遮熱などの2液塗料は、混合したA液とB液が反応し、
強固な塗膜となります。
しかし、A液とB液の反応中に水分が付着すると、A液が水分と反応してしまい、
その結果、「堅くてもろい白化した塗膜」となってしまいます。
【白化してしまう原因・白化防止対策】
ではどのように対策すればよいのでしょうか？
答えは「とにかく水分を避ける！反応（融着）段階で水分を寄せ付けない！」
ということが、非常に重要となってきます。
特に、冬場は、この反応（融着）段階は夏場よりも長くなります。
したがって、下記の条件下の場合、施工は避けましょう！
▲塗布後24時間以内に雨・雪の予報がある
▲施工完了見込がその日の15時を過ぎそう
▲日中ですら反応が進まないほど寒い（5℃未満）
【塗膜が白化してしまったら？】
残念ながら、事例①・事例②のような状況で白化してしまった場合、
研磨→下塗り→再塗装をすることを推奨いたします。
なぜならば、白化してしまった塗膜が元の色に戻ることはないからです。
また、白化してしまった塗膜は、色ムラとは異なり、
本来の塗膜性能ではない可能性も高いです。
そのため、面倒ではありますが、再塗装をしてください。
過去記事のこちらをご参照ください！
いかがでしたでしょうか？
HPでは今までの内容をより詳しく説明いたしております。
是非ご覧ください！