1.断熱と遮熱の違い
2.冬期断熱効果のデータ
3.遮熱と断熱のイメージ図の違い
4.【ちなみに】断熱材と断熱塗料の違い
5.【まとめ】遮熱と断熱の違い
6.東日本塗料の遮熱塗料・断熱塗料
【遮熱】は形成された塗膜表面で赤外線を反射させるのに対し、
【断熱】は塗膜に吸収した熱を緩衝(一部反射もします)させ熱の移動を抑えます。
そのため【遮熱】の場合、気温の高い夏季に効果を発揮しますが、
【断熱】の場合、オールシーズンで効果が発揮できます。
なお、【遮熱】は塗膜が薄くて済みますが、【断熱】は塗膜の厚みが必要になります。
簡単に言うと、以下のようになります。
「遮熱」とは?
熱を反射させること。
例えば、遮熱塗料を屋根に塗ると、太陽の赤外線を反射させるので、
室内に熱が入りづらく、夏は塗る前より涼しく感じます。
「断熱」とは?
熱の移動を抑えること。
例えば、断熱塗料を屋根に塗ると、
赤外線を反射・塗膜が熱を吸収するため、外からの熱を伝わりづらくするのと同時に、
室内の熱が外に逃げていくことも防ぎます。
また、「断熱」と聞くと、「夏!」とお思いになる方もいらっしゃると思いますが、
実は、オールシーズンに効果を発揮するんです!
ここが意外ですよね。
ではここで、冬期断熱効果のデータを見てみましょう。
塗料:断熱コートEX
場所:某工場守衛室(外壁、鋼板屋根面)
仕様:遮熱サビ止めプライマー+断熱コートEX
少し細かい表になってしまいますが、
断熱コートEXを塗布前後を比較したデータになります。
施工前に比べると、施工後は施工前より外気温が低かった日にも関わらず、
室内の温度が高く、外気温度と室内の温度差が、
12.0℃もありました。
このことから、「断熱」は、
冬期も外気温度の影響を受けにくく、
また室内の熱が逃げることも防ぐという特徴を持つ、
つまり、冬期にも効果を発揮するということがわかります。
さて、では、一般塗料とはどのような違いがあるのでしょうか?
先程のイメージ図と比べて見てみましょう。
よくお客様からは、こう聞かれます。
「断熱材と断熱塗料はどう違うの?」
断熱材は、ポリウレタンなどの発泡系断熱材、グラスウールなどの繊維系断熱材があげられます。
これらを構造壁に取り付けることにより、建物の内外への熱の移動を防ぎます。
そのため、断熱材の方が効果はあるのですが、
経年によるへたりが原因の性能の低下、結露、接着剤使用によるシックハウスの心配もあります。
リフォームしようにも、コストが高く、工期が長かったり、壁を剥がしたりと、
容易ではありません。
塗料ですと、施工が容易で、あらゆる場所に施工ができるのです。
遮熱 | 断熱 | |
---|---|---|
言葉の意味 | 熱を反射させること。 | 熱の移動を抑えること。 |
効果 | 室内に熱が入りづらく、夏は塗る前より涼しく感じる。 | 外からの熱を伝わりづらくするのと同時に、室内の熱が外に逃げていくことも防ぐ。 |
イメージ図 | ![]() |
![]() |
効果のある季節 | 夏 | オールシーズン(特に夏・冬) |
弊社製品 | 【内外装材】 スーパートップ遮熱、遮熱シリコントップⅡ、シリコンクール、ツインコートS-4 【防水材】 スーパートップ遮熱、遮熱シートトップ100・200、フローン#12 クールホワイト 【床材】 アクアファースト遮熱、クイックF、アクアストリート |
【内外装材】 断熱コート、断熱コートEX |
弊社の遮熱・断熱塗料でも、多くのラインナップがあります。
下記、商品名をクリックすると、カタログがダウンロードできますので、
是非、一度ご覧ください!
【内外装材】
断熱コート・断熱コートEX
ツインコートアクアHB
スーパートップ遮熱
エコトップ遮熱
遮熱シリコントップⅡ
シリコンクール
ツインコートアクアHB
【防水材】
スーパートップ遮熱
遮熱シートトップ100・200
フローン#12 クールホワイト
【床材】
アクアファースト遮熱
クイックF
アクアストリート