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【3/2号】塗料業界初めて、という方へ。基礎知識特集!~新年度準備号~

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いつも大変お世話になっております。
東日本塗料㈱メールマガジン担当の東海智代です。
平素より弊社製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

最近、釣りを始めました。
小さいころに阿寒湖でワカサギ釣りなどをしたことはありましたが、
おどおどしながら釣り道具屋に行き、自分で道具を購入するのは初めて。超絶初心者です。
サビキと投げ釣りの違いすら分からず、youtube先生と勉強。
釣りに行く前は部屋で練習(そしていろいろなところに釣り針をひっかける)。
初めて岸壁で釣りをした時は、釣り竿に糸を通すことだけで四苦八苦(練習意味なし)・・・・
やっと通せたはいいが、自分の親指を釣ってしまい、痛い・・・・(ゴカイは平気だった)
四苦八苦して何とか釣った魚は非常にきれいで、骨までしっかりといただきました。
あれから数回、釣りに行っていますが、難しい!でも楽しいので、また近いうちに行きます。
今年の目標はサバ!自分で釣ってサバいたサバで塩サバを作ってサバサバしたい!

さて、本日は、もうすぐ新年度!
「塗料業界初めての方へ!基礎知識特集!」について、お伝えいたします。
HPリンクはこちら!
塗料業界初めて、という方へ。塗料・塗装の「と」の字!基礎知識特集!~新年度準備号~
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早いもので3月。
「来月には新入社員が入って来る!」というお客様も多いのではないでしょうか?
本日は、新年度準備号と題し、この業界初めて!という方のために、
「そもそも塗料って何?どうやって塗るの?」
というとても基本的な部分をご説明していきます。
もちろん、新人さんだけではなく、復習も兼ねて、という方も、是非、お読みくださいね。

【塗料って何?なぜ塗料が必要なの?】
一言で言うと、「建物・床面を守るために塗る!」のが塗料です。
よく「塗料=ペンキ」と言われますが、
ペンキは紫外線などで、変色・劣化がしやすいことから、保護目的には向いていません。
この部分がペンキとの大きな違いとなります。
では、なぜ、建物・道路を守るために塗料を塗らなければならないのでしょうか?
主な理由は下記3つとなります。

①建物・床面を守るため
例えば・・・・
★床面のコンクリートが歩行や車両走行で削られ、粉が舞う現象を防ぐ
★鉄筋コンクリートへの水の浸入を防ぎ、建物の寿命を延ばす
★屋根の劣化部分を修復し、雨漏りを防ぐ

②美しさを保つため
例えば・・・・
★建物を塗替えて外観をキレイにしたい!
★今の色を変えて建物のイメージを一新したい!

③様々な機能を付けるため
例えば・・・・
★遮熱機能⇒日光による建物内の温度上昇を和らげる
★抗菌機能⇒室内の床面や壁面に発生する菌の増殖を防ぐ
★帯電防止機能⇒発生した静電気を逃がす

【どんな道具で塗料を塗るの?】
それでは、塗料を塗る際に一般的によく利用する塗装道具をご紹介しましょう。
①ローラー
②ハケ
③コテ
しかし、ここで問題が生じます。
「ローラー、ハケって言っても、たくさんの種類がある・・・どう違うの?」
では、ここで①~③の道具について、どのような種類があるか、簡単に説明しますね。

①ローラー
ローラーには長さ、太さ、毛の長さが違うものがあります。
<長さ>※ ローラーの長さは一般的に「インチ」で表記されます。1インチ=2.54㎝。
★9インチ(約22.8㎝)
★7インチ(約17.7㎝)
★4インチ(約10.1㎝)

<太さ>
これは、ローラーの紙管内径、つまりローラーの内側の筒の大きさとなります。
この紙管内径の大きさによって、ローラーのサイズ(呼び名)も変わってきます。
★紙管内径(直径)38㎜・・・・レギュラーローラー
★紙管内径(直径)26㎜・・・・ミドルローラー
★紙管内径(直径)16.5㎜・・・スモールローラー

<毛の長さ>
ローラーの素材の毛の長さによって、種類が変わってきます。
・長毛(20㎜以上)
・中毛(13㎜以上)
・短毛(8㎜以下)

ローラーの種類や使い分けについて、より詳細に知りたい方は下記HP過去記事へ!
いろいろなローラー~ハイパイルとかウーブンとか・・・・それって何が違うの?~

②ハケ
・筋違ハケ(持ち手が斜めになっているもの)
・平ハケ(ハケ部分と柄が一直線になっているもの)
など

③コテ
・角コテ
・金コテ
など

【下地処理って何?】
道具選びと塗料選びはOK!じゃあ実際に塗装しよう!
と言っても、下準備なしにいきなり塗装できるわけではありません。
先述した「塗料を塗る目的」を果たすためには、
塗装において非常に重要な下準備工程、つまり『下地処理』が必要となります。

では、具体的にどのような作業を行っているのでしょうか?
①清掃・洗浄
下地表面の汚れやごみを除去します。
塗装後の塗膜剥離に繋がる原因を取り除きます。
ワックスでメンテナンスをしている床や、油分のある床は特に要注意です!

②下地ケレン作業
下地表面を研磨(目荒らし)することで、レイタンスなどの脆弱部を取り除くと共に、
表面に細かい傷をつけることで塗膜の密着を向上させます。
※ケレンとは?
サンドペーパー等を使い、塗料の密着がよくなるように、表面に細かな傷をつけること

③下地クラック処理
下地のクラックを埋めずに施工すると、そのまま塗装面にクラックの跡が出てしまい、
美観性を損ねます。
下地のクラックをしっかり処理した上で塗装をしましょう。
※クラックとは?
床や壁等にできる細いひび割れのこと

詳しいクラック処理方法はこちらの過去記事をご参照ください!
床の下地処理方法~こんな時は何を使えばいいの?~

いかがでしたでしょうか?
これをお読みいただき、必要な道具の名前だけではなく、
そもそも「なぜ塗るのか?」など、本当に基本的なことも考えていただけますと嬉しいです。
下記HPリンクには、各素材の写真などと共に、更に詳しい説明なども載せております。
ぜひご覧ください!

詳しくはHPをご覧ください!
塗料業界初めて、という方へ。塗料・塗装の「と」の字!基礎知識特集!~新年度準備号~
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ここまで、読んでいただき、ありがとうございました!
次回は、「外装塗替えシリーズ第3弾!建物の部位の名前」をお送りいたします。
それまで皆さま、是非お元気で毎日をお過ごしくださいませ。

それでは、皆さま、また次回!

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