塗料の基礎知識
2021/02/17
いろいろなローラー~ハイパイルとかウーブンとか・・・・それって何が違うの?~
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塗装作業で欠かせない道具の一つ、ローラー。
弊社のカタログにも、ほとんどの製品で「ローラー」という言葉が入ります。
しかし。
ローラー、と言っても、本当にたくさんの種類がありますよね。
そこで!今日はローラーについて、ご説明しますね。
「ローラーって何がいいの?」
「ハイパイルって書いてあるけど、これって普通のローラー?」
「ウーローラーって、どんなローラー?」
「中毛って何が中毛なの?」
「うちにこんなローラーがあるんだけど、使える?」
お客様から、ローラーについて数多くの質問をいただきます。
では、こちらをご覧ください。

ローラーは様々な種類があり、弊社営業も迷ってしまうくらい。
そのため、ここで全てのローラーについて説明をし始めると、
長編小説になってしまいます・・・。
そこで!
本日は、弊社の薄膜塗料によく用いられるウーローラーに焦点を当てて
詳しく解説していきたいと思います!
【ハイパイルローラー】
例えば、
「ミドルローラー」

「ピーチ」

などがこれにあたります。
さて、次にウーブンローラーについて整理していきましょう。
【ウーブンローラー】
例えば
「WAKABA」

「IDATEN」

などが、これにあたります。
種類については、ご理解いただけたでしょうか?
織り方の違いによって、塗料の含みが変わったり、
作業性の違いが表れるんですね!
つぎに、「~毛ローラー」について見て来ましょう。
毛丈の長さによって、長毛・中毛・短毛ローラーに分かれます。
まずはこちらの資料をご覧ください。

毛が長くなるほど塗料の含みが良いため、
長毛ローラーは、1度に塗れる面積が増えます。
そのため、何度も何度も付け直さなくても良いので、
作業性は良好!
効率もよいですね。
また、下地に凹凸がある場合でも、塗料がしっかり入り込むので、
これまた作業性が良好!
ムラのない仕上りになります。
それに対して短毛ローラーは、
毛の短さによりローラーの跡が付きづらいという特長があります。
パターンが残りにくく、平滑での仕上がりがきれいになります。
次に、ローラーの規格についてご説明します。
ローラーの規格は、主に筒の内径によって分類されます。
下記の資料をご覧ください。
【レギュラーローラー】
紙管内径は38㎜。

昔からある定番のローラー。
長さサイズは基本的に9インチ。
障害物のない広い面積の塗装に適しています。
ハンドルはレギュラータイプを使用。

【ミドルローラー】
紙管内径が26~27㎜。

レギュラーとスモールの中間に位置するサイズで、
広い面積も狭い場所も両方得意な万能タイプ。
長さサイズは7インチが一般的。
ハンドルは、ミドル・スモール兼用を使用します。

【スモールローラー】
紙管内径15~16㎜、小口径形タイプ。

小回りが利くため、入り組んだ場所や狭い面積の塗装に向いています。
長さサイズは主に4インチが一般的。
ハンドルはスモールローラー専用か、
ミドル・スモール兼用を使用できます。

塗装する面積や、現場に応じてサイズの使い分けを行いましょう。
いかがでしたか?
今回は、ローラーの基礎知識についてお伝えいたしました。
カタカナのローラーの種類、非常に多いので、
この記事をお読みいただき、
少しでも頭の片隅にいれていただければ幸いです。
下記より、今回の資料をダウンロードしていただけます。
よろしければご覧くださいませ!
ローラーの分類資料はこちら
弊社のカタログにも、ほとんどの製品で「ローラー」という言葉が入ります。
しかし。
ローラー、と言っても、本当にたくさんの種類がありますよね。
そこで!今日はローラーについて、ご説明しますね。
「ローラーって何がいいの?」
「ハイパイルって書いてあるけど、これって普通のローラー?」
「ウーローラーって、どんなローラー?」
「中毛って何が中毛なの?」
「うちにこんなローラーがあるんだけど、使える?」
お客様から、ローラーについて数多くの質問をいただきます。
では、こちらをご覧ください。

ローラーは様々な種類があり、弊社営業も迷ってしまうくらい。
そのため、ここで全てのローラーについて説明をし始めると、
長編小説になってしまいます・・・。
そこで!
本日は、弊社の薄膜塗料によく用いられるウーローラーに焦点を当てて
詳しく解説していきたいと思います!
【ハイパイルローラー】
特徴 | 綿状のパイル(繊維の集合体)を 裏地と一緒に編み込んだもので作られたローラー ![]() |
長所 | 塗料の含みがよいため、1度で塗れる面積が広くなる 塗布量が多くなるので、厚みがつき、色のカブリが良くなる 骨材なども良く絡むため、骨材が入っている塗料の作業性が良い |
短所 | 塗料が飛び散る危険性があるため、仕上りがやや劣る 細かい毛羽(糸くずのようなもの)が発生し、塗装面に付着することがある |
例えば、
「ミドルローラー」

「ピーチ」

などがこれにあたります。
さて、次にウーブンローラーについて整理していきましょう。
【ウーブンローラー】
特徴 | タテ糸とヨコ糸を直角に交差させた裏地に、 糸状のパイルを織り込んだもので作られたローラー ![]() |
長所 | 塗料の飛び散りが少なく、気泡も発生しにくい 摩擦・引っ張りにも強く、粘度が高い塗料にも適する |
短所 | 塗料の含みがやや劣り、何度も塗料を付け直さなければならない 作業性はハイパイルローラーに比べると劣る |
例えば
「WAKABA」

「IDATEN」

などが、これにあたります。
種類については、ご理解いただけたでしょうか?
織り方の違いによって、塗料の含みが変わったり、
作業性の違いが表れるんですね!
つぎに、「~毛ローラー」について見て来ましょう。
毛丈の長さによって、長毛・中毛・短毛ローラーに分かれます。
まずはこちらの資料をご覧ください。

毛が長くなるほど塗料の含みが良いため、
長毛ローラーは、1度に塗れる面積が増えます。
そのため、何度も何度も付け直さなくても良いので、
作業性は良好!
効率もよいですね。
また、下地に凹凸がある場合でも、塗料がしっかり入り込むので、
これまた作業性が良好!
ムラのない仕上りになります。
それに対して短毛ローラーは、
毛の短さによりローラーの跡が付きづらいという特長があります。
パターンが残りにくく、平滑での仕上がりがきれいになります。
次に、ローラーの規格についてご説明します。
ローラーの規格は、主に筒の内径によって分類されます。
下記の資料をご覧ください。
【レギュラーローラー】
紙管内径は38㎜。

昔からある定番のローラー。
長さサイズは基本的に9インチ。
障害物のない広い面積の塗装に適しています。
ハンドルはレギュラータイプを使用。

【ミドルローラー】
紙管内径が26~27㎜。

レギュラーとスモールの中間に位置するサイズで、
広い面積も狭い場所も両方得意な万能タイプ。
長さサイズは7インチが一般的。
ハンドルは、ミドル・スモール兼用を使用します。

【スモールローラー】
紙管内径15~16㎜、小口径形タイプ。

小回りが利くため、入り組んだ場所や狭い面積の塗装に向いています。
長さサイズは主に4インチが一般的。
ハンドルはスモールローラー専用か、
ミドル・スモール兼用を使用できます。

塗装する面積や、現場に応じてサイズの使い分けを行いましょう。
いかがでしたか?
今回は、ローラーの基礎知識についてお伝えいたしました。
カタカナのローラーの種類、非常に多いので、
この記事をお読みいただき、
少しでも頭の片隅にいれていただければ幸いです。
下記より、今回の資料をダウンロードしていただけます。
よろしければご覧くださいませ!
ローラーの分類資料はこちら