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【11/27号】見逃せない!プロが教えるトップコートのカブリ問題を防ぐ方法とは?

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いつも大変お世話になっております。
東日本塗料㈱メールマガジン担当の毎度お馴染み亀田智代(元・東海)です。
平素より弊社製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

誰かに何かプレゼントを渡すとき、立て替えてもらったお金を返すとき、
そういう時は、封筒にお金やメッセージカードを入れてお渡しします。
お客様に何かを送る時も、手書きのメッセージを一言添えて返すのが好きです。
自分もよくそういったものをいただくと、やっぱり嬉しいからです!
ですが、いつも思うのは「封筒、薄すぎない?」ということです。
例えば、白や薄い色の封筒にお金を入れると、透ける・・・・・(旧漱石の顔)
メッセージカードを入れると、中のメッセージが透ける・・・・・
あれ、めっちゃ恥ずかしくないですか?
また、郵便で送る時も、郵便配達の方々に、
「この亀田ってやつは変なカード送るなぁ」とか思われたり、
「この変なカードを送るやつも受け取るやつもおかしなやつなんだろうな」などと
呆れられたりしないかと恥ずかしく心配になるのです。
え?気にしすぎだって?
いや、でも「今度はお互い酔って路上で寝ないようにしようね♥」なんてメッセージが、
皆に見えてるなんて・・・・顔から火が出るくらい恥ずかしいですよね?!

・・・・さて、本日は、「トップコートのカブリ」について、ご紹介いたします!

HPリンクはこちら!
見逃せない!プロが教えるトップコートのカブリ問題を防ぐ方法とは?
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【本日のアジェンダ】
1.はじめに
2.「カブリ」とは?
3.「カブリ」の不具合の原因と対策
   ①隠ぺい力関連~下地と上塗りの色の差~
②下地調整関連~下地の吸い込みによる隠ぺい不足~
   ③施工方法関連~ローラーの塗布量不足~
   ④施工方法関連~希釈量の違い~
   ⑤塗料関連~塗料の撹拌不足~
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1.はじめに
改修の現場で最後に施工するトップコート。
屋根・防水・床現場の最後に施工するものです。
工事が終わり、まるで生まれ変わったかのようにキレイな現場は壮観の一言。
仕上がりの印象を左右するからこそ、キレイに仕上げたいものです。
今回は、このトップコートの「カブリ」にフォーカスして、
不具合の原因と対策について紹介していこうと思います。

2.「カブリ」とは?
ところで「カブリ」とは何でしょうか?
弊社でも、よく「カブリが悪い」などと言いますが、そもそもこの「カブリ」。
イメージが付くでしょうか?
もちろん、普段から塗料に慣れ親しんでいる方や、
ベテランの方々はよくご存知かと思います。
「カブリ」とは、塗料を塗った時の隠ぺい力のことを言います。
そして、一部の濃色によくあることなのですが、色自体の隠ぺい率が悪く、
下地の色が透けてしまうことがあります。
これを「カブリが悪い」、
つまり「上に塗った塗料の隠ぺい力が低く、下地の色が透けている」ということになります。
HPでは、この「カブリが悪い」状態の写真を掲載しております。
是非ご覧くださいませ!
見逃せない!プロが教えるトップコートのカブリ問題を防ぐ方法とは?

もちろん、一部の濃色については、そのものが持つ隠ぺい力に関係するので、
下地に白を入れるなどの対策が必要となります。
樹脂や色の特性で「カブリが悪い」状態になってしまう色については、
弊社では調色前に、事前にお客様に必ずご確認をいただき、
お客様のご承認を得てから、製造に入ります。
ですが、色の特性以外の「カブリの悪さ」については、
方法次第である程度防ぐこともできます!
今回のメルマガでは、この「カブリが悪い」現象を防ぐ方法についてご紹介しましょう!

3.「カブリ」の不具合の原因と対策
①隠ぺい力関連~下地と上塗の色の差~
下地と上塗りの色が大きく違う場合、塗布量が少ない箇所が透けてしまうこともあります。
このような場合は1工程目に共色(調色品:白色=1:1の混合)の施工を推奨しています。白と混ぜることで、下地のカブリとトップコートの発色を改善できます。
イエロー系や赤系の鮮やかな色はカブリにくい傾向にありますので、
その場合も共色の施工をご検討下さい。
【対策】
・下地と上塗りの色調が異なる場合は1層目に共色の施工を行う。
・イエロー系や赤系の鮮やかな色を施工する場合、1工程目を共色で施工する。


②下地調整関連~下地の吸い込みによる隠ぺい不足~
コンクリート面の劣化が進んでいて、
吸い込みが止まっていない状態でトップコートを塗った場合、
仕上りが均一にならない可能性があります。
また、凹凸が激しい面では凸部の塗布量が少なくなり、
その部分だけ透けてしまうなんてこともあります。
吸い込みによって艶ムラが発生し再度塗装が必要になってしまった・・・
なんてことが無いように下地処理はキッチリ行いましょう!
劣化が激しくてプライマーを何回塗っても吸われてしまう、という場合は
フローンパウダーを組み合わせることで、吸い込みを遮断することができます。
劣化が激しいコンクリート・モルタル面の改修の場合は是非ご検討下さい。

【対策】
・複数回プライマーを塗装し吸い込みを止める。
・吸い込みが激しい面にはフローンパウダーを組み合わせて吸い込みを止める。
・劣化が進んでいる場合は下地調整の工程を入れてから施工する。
どのプライマーを使えばいいの?という方のために、
下地とプライマーの組み合わせについて下記にて解説しています!
↓↓ぜひご覧ください!
「防水材のプライマーが多くて覚えられない!」にお応えします!どの下地にどのプライマーを使えばいい?

③施工方法関連~ローラーの塗布量不足~
床面や防水面でトップコートを施工する時は、ローラーを使用することが多いと思います。
規定の使用量で施工して頂ければカブリは問題ないのですが、
薄く延ばして塗装した場合は、施工後に下地が透けてしまう恐れがあります。
また、薄く延ばして施工してしまいますと、
トップコート本来の耐久性が発揮できなくなり、劣化が早まってしまうことも。
トップコートの塗装には、塗布量と仕上がりのバランスが良い中毛ローラーを
推奨しています。
大塚刷毛製造(株)のWAKABA®とPEACH®が最もオススメです!

【対策】
・施工面積と使用量から塗料の必要量を計算し、使用量を守って塗装を行う。
・ローラー塗装は、塗布量と作業性のバランスが良い中毛ローラーを使用する。

ローラーの種類ってどんなものがあるの?という方の為に、
こちらの記事で解説しております!
↓↓ぜひご覧ください!
いろいろなローラー~ハイパイルとかウーブンとか・・・・それって何が違うの?~

④施工方法関連~希釈量の違い~
カタログ記載の希釈率を超えてしまうと塗料が薄くなってしまい、
粘度が下がってしまいます。
これにより、しっかり塗ったつもりでも実は薄塗りになっていたなんてことも・・・・。
またカブリが悪くなる他に、硬化不良の原因にもなりますので、
希釈はカタログ記載の範囲で行って下さい。
過剰に希釈して塗装した場合、艶引けや仕上りのムラが発生してしまいます。
またトップコートとしての性能(耐候性や遮熱性能)も発揮できなくなりますので、
私たち東日本塗料としては、決して推奨いたしません。

【対策】
・希釈は規定の範囲内で行う。施工の前に、使用量と希釈率をカタログで確認する。

⑤塗料関連~塗料の撹拌不足~
撹拌が不十分のまま塗装してしまうと、色や仕上りが均一にならずに
「塗装した時の色が違う」「塗ったけどカブらない」といった不具合につながります。
缶を開けて電動撹拌機で缶の底までしっかり撹拌するか、
小分けして使う場合は上下逆さまにして缶を振ったりして充分に撹拌を行って下さい。
また、長期保管したものは一度缶を開けて沈降していないか確認し、
沈降や異常がある場合は使用を控え、新しいロットで揃えて施工して下さい。

【対策】
・缶を開けて電動撹拌機で混ぜる。
・小分けして使用する場合は缶の向きを変えて繰り返し撹拌する
・長期保管品は、缶の底の状態を確認する。異常がある場合は使用を控えて新しいロットで施工する。

いかがでしたでしょうか?
今回の内容が少しでもお役に立てば幸いです。
HPでは写真を用い、より詳しく説明をしております。
是非ご覧ください!
HPリンクはこちら!
見逃せない!プロが教えるトップコートのカブリ問題を防ぐ方法とは?

また、製品についてのご質問や、その他ご不明な点等がございましたら、
お気軽に弊社までお問い合わせくださいませ!
お問い合わせフォームはこちら!

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今回も、ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
次回の配信日まで、どうぞお元気で毎日をお過ごしくださいませ。

それでは、皆さま、また次回!