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塗料の基礎知識
2020/08/19

防水工事の「目地処理」って面倒・・・・本当に必要?

管理者用
ピックアップ商品紹介!
「目地処理ってなんで必要なの?」
「目地処理って面倒・・・・やらないとだめ?」
「目地処理をしなくても、特に問題ないよね?」

お客様から、上記のようなお問合せをよくいただきます。
確かに、工期がない、天候が崩れそう、などの理由で、
省けるなら省きたい!とお考えの方も多いかと思います。

では、目地処理はしなくても良いのでしょうか?

答えはもちろん「NO!」です!!

では、なぜ、目地処理は必要なのでしょうか?

屋上のモルタルには割れ防止のため、「緩衝目地」と呼ばれる部位があります。
「緩衝目地」は躯体の動きや、屋上の過酷な温度変化にモルタルが耐えられるよう、
一定の間隔で設けられています。
たいていの場合、「緩衝目地」には「プラスチック目地材」というものが埋め込まれています。



しかし、時間が経過すると、変形したり草木が生えたり、とても悲惨な状態になります。



上記のような状態のプラスチック目地材が埋め込まれたままの状態で、
ウレタン防水工事を始めてしまうと、
出来上がった新しい防水層に、剥離や破断、フクレ、凹凸の段差、
膜厚の不均一等々、様々な欠陥が目地の部位から生じてしまい
建物の雨漏りに繋がってしまう恐れがあります。

だからこそ、目地処理は必ず必要となります。

さて、お客様からは、
「目地処理ってどうやるの?」
というお問合せもよくいただきます。

下記に、目地処理の方法をご紹介いたします。


工程1:既存目地の全撤去
既存の目地材、発泡体は全撤去してください。
素地に大きい段差がある場合は、サンダーで削るか、
ポリマーセメントで平滑にしてください。



工程2:目地の調整、清掃
目地は、十分乾燥させ、雨・雪・降霜等の天気や結露の恐れがある場合は、
施工しないでください。
目地の異物・汚れは接着不良の原因となりますので、
異物は取り除きます。
油分がある場合は、シンナーで取り除いたあと、十分溶剤を飛ばしてください。


工程3:バックアップ材の挿入
バックアップ材は、目地深さを調整し、シーリングの三面接着を避けるために
使用します。
バックアップ材の材質は、ポリエチレンの独立発泡体で丸棒もしくは角棒状です。
また、目地幅に対して丸棒では、20~30%程度広いもの、
角棒では、やや大きめのものをねじれないように挿入します。


工程4:プライマー塗布
被着体に合わせて選定したプライマーを刷毛で塗り、
塗り残しやむらのないように均一に塗布します。


工程5:フローンシーリングの充填準備
目地の大きさに合わせてノズルを斜めにナイフで切り、
ノズル奥の防湿膜を針金等で破ってからコーキングガンに装填します。


工程6:フローンシーリングの充填
フローンシーリングは、目地底部まで行きとどくように、
また、気泡が入らないように加圧しながら、
一定速度で充填します。


工程7:補強クロス貼り
フローンシーリング充填後、目地用クロスを貼り付けます。
浮き、シワができないように注意して貼り付けてください。
目地用クロス端末の重ねしろは5㎝以上とし、2重貼りをします。

工程8:押え仕上げ
目地用クロス張りつけ直後、ゴムベラ等を用いて網の目が隠れる程度まで
フローンシーリングを塗り広げ、表面を平滑に仕上げます。



工程8:養生
押え仕上げ終了後、完全硬化するまでは触れないように養生します。
※目地交差部に脱気筒を取り付ける箇所には脱気穴(Φ50㎜)を開けて下さい。


いかがでしたでしょうか?
以上のことから、「目地処理は必ず必要!」ということが
ご理解いただけたでしょうか?
せっかく時間とコストと労力をかけて雨漏りを防ぐ防水工事をするのですから、
パーフェクトな仕上がりにしたいですよね!

目地処理を制する者は防水を制す!


下記から資料もダウンロードしていただけます。
是非、ご覧くださいませ!

フローンHNT工法

通気緩衝工法マニュアル


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