新時代の幕開け!塗り床業界に一石を投じるバイオマスマーク取得塗料「フローンフルトップBio」
管理者用
はじめに
今年の夏。日本全国で猛暑、いや酷暑の日々、
地球は沸騰化の時代に突入したそうです。
そんな中、クールビズやエコバック使用、カーシェアリングの活用等、
環境に配慮した行動は既に皆様の生活の一部になってきていることでしょう。
それもそのはず、持続可能な開発目標「SDGs」に向けての活動や、
カーボンニュートラルに向けた各業界・各企業の動き等が注目度を増し、
より一層環境に配慮した動きが活発になってきていることも、
皆様、ご認識かと存じます。
そんな中、弊社はそんな業界に一石を投じ、新時代の幕開けを予感させる新製品
「フローンフルトップBio」を新発売いたしました。
去る令和5年7月にプレス向け発表会を行い、
業界新聞各社にも大きく記事が掲載されております。
本日は、その「フローンフルトップBio」についてお伝えいたします。
フローンフルトップBioの特長
なぜ「フローンフルトップBio」が
「業界に一石を投じ、新時代の幕開けを予感させる新製品」
なのでしょうか?
実は、「フローンフルトップBio」は、
弊社が社運をかけて環境負荷低減に配慮した塗料の開発を目指した結果、
見事に塗り床業界初のバイオマスマークを取得した床用塗料
なのです!
今回はその素晴らしさを少しでも感じて頂ければと思います。
新時代の幕開け① 「バイオマスマーク35」を取得
「フローンフルトップBio」は、2液型塗料となりますが、
A液にバイオマス原材料を35%含有した塗料なのです。
バイオマスマーク35取得は、塗り床業界の先駆けであり、
石油資源の節約やカーボンニュートラル、SDGsの取り組みに貢献します。
「業界初?先駆け?なんとなくすごい感じはするけど・・・・・」
「そもそもバイオマス?マークって何?」
と思われる方も多いと思います。
まずは、フローンフルトップBioを説明する上でのキーワードをおさらいしつつ、
「何がすごいのか」について、説明をしていきましょう。
バイオマスとは?
一般的には化石燃料を除いた「再生可能な生物由来の有機性資源」を
「バイオマス」と定義しています。
掘削できる量に限りのある化石燃料と異なり、
水・二酸化炭素・太陽光さえあればバイオマスを生み出すことから、
持続可能な資源と考えられています。
例えば、今話題のバイオマスプラスチックを例に挙げてみます。
通常、プラスチックと言えば、化石燃料を原材料としています。
それを、トウモロコシやサトウキビなど植物由来の原材料を
使用しているもの、それを「バイオマスプラスチック」と言います。
(細かく言うと、いろいろと分類があるようですが)
植物由来の原材料は他にも、食品廃棄物や木くずなど、
皆様がご存知のものもいろいろとありますね。
ちなみに、これは筆者がお盆に行った音楽フェスで出ていた
ビールのお店の看板です。
音楽フェスにもバイオマス!
バイオマスマークとは?
バイオマスマークとは、一般社団法人 日本有機資源協会が審査・認定した、
環境商品の目印です。
このマークは「認定を取得したものはみな同じ」ではなく
どのくらいバイオマス原材料が含有しているのかによって表記が変わる上、
一つ一つに認定番号がついています。
皆様もよろしければ探してみてください。
身の回りの様々なものにバイオマスマークがついています。
バイオマス資源を使うメリットは?
バイオマスは持続的に利用でき、
「カーボンニュートラル」という特長があるため、
化石資源の枯渇と地球温暖化の解決に役立ちます。
バイオマス原料は、例え焼却しても、
空気中の二酸化炭素(CO₂)の濃度を上昇させないとされています。
そのため、二酸化炭素が原因と言われている地球温暖化の解決に
役立つと言われています。
カーボンニュートラル活動においてこんなところに役立ちます!
まずは、こちらをご覧ください。
先述の通り、フローンフルトップBioはA液中にバイオマス原材料を35%含有し、
塗り床業界で初の「バイオマスマーク35」を取得いたしました。
これまで塗料は石油由来の原材料を主に使用してきたのが一般的でしたが、
フローンフルトップBioでは、原材料の一部を植物由来のものに置き換えることで、
石油資源の節約と二酸化炭素排出低減に取り組みます。
また、下記をご覧ください。
フローンフルトップBioを選択・使用することにより、
様々なところで役に立ちます。
主に、「建材や資材のサステナブル化」や
「バイオマス製品の販売促進」といった部分が大きいのではないでしょうか。
カーボンニュートラルとは?
ところで、カーボンニュートラルとは何でしょうか?
下記の図をご覧ください。
これは、カーボンニュートラルを図に表したものです。
「車や焼却炉、工場などから排出される二酸化炭素を、
植物によって吸収させることで、二酸化炭素の排出量を実質的にゼロにする」
つまり、二酸化酸素の排出量=吸収量という状態を、
カーボンニュートラルと言います。
従来の塗料と比較した場合のフローンフルトップBioのCO₂削減効果
ここで気になるのは「どのくらいCO₂を削減するの?」ということ。
LCA(Life Cycle Assessment)と呼ばれる考え方から算出した、
原材料のCO₂排出原単位(≒原材料を製造、出荷するまでに排出されたCO₂量)から
計算すると、
フローンフルトップBioを使用することで、
溶剤系一般塗料と比較し約30%、厚膜タイプ(無溶剤)の一般塗料と比較し約20%の
CO₂削減効果が見込めることが分かっています。
LCA(Life Cycle Assessment)とは?
ある製品・サービスのライフサイクル全体(資源採掘から処分されるまで)、
またはその特定段階における環境負荷を定量的に評価する手法のことです。
例えば、ある製品AとBがあったとします。
生産段階では同じCO₂排出量だったとしても、原材料生産時、輸送距離や手段、
また廃棄物の処理時に発生するCO₂量により、
ライフサイクル全体でのCO₂排出量に差異が生じます。
新時代の幕開け② 硬質ウレタンの特長や使用感はそのまま!
プレス向け発表会でも
「バイオマス由来の原材料を使用すると、床としての強度や使用感は変わるのでは?」
というご質問をいただきました。
そんなことはもちろんありません!
数々の優秀な塗り床材を送り出してきた当社自慢の技術部が、
バイオマス由来の原材料を使用しても、従来品の使用感・性能を必ず守る!
ということを徹底的にこだわり抜きました。
硬質でありながらも適度な柔軟性を有した硬質ウレタン特有の強靭な塗膜はもちろん、
高い耐衝撃性、耐薬品性、耐油性等も保持。
強靭な塗膜が求められる工場、倉庫、店舗床等でも、長期に渡り床面を保護します!
フローンフルトップBioの特長
フローンフルトップBioの用途
新時代の幕開け③ 環境への配慮
バイオマス化の他、特定化学物質や厚生労働省指針13物質も、
もちろん!非配合の環境配慮型の床材です。
また塗料自体がかなり低臭の為、臭気を気にする現場でも施工していただけます。
おわりに
フローンフルトップBioの特長をご紹介させていただきましたが、
業界初のバイオマスマーク取得製品ということもあり、
今までに無い価値観の製品となります。
これから床の改修予定がある方、
改修仕様、材料を検討している方がいらっしゃいましたら、
その際には「環境配慮型製品・バイオマス特殊硬質ウレタン厚膜型塗り床材」を
提案の1つとして検討して頂ければと思います。
この「フローンフルトップBio」をご選択いただくことにより、
環境に配慮した製品で施工したことが認められ、
施工する側、施工してもらった側共に、地球に優しい行動を取る企業、
また、環境に配慮している企業として、企業価値がより一層上がるようになるのです。
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また、製品についてのご質問や、その他ご不明な点等がございましたら、
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