知られざる影のオールラウンダー「水性エクセルプライマー」~万能プライマーの水性タイプがあった!~
管理者用はじめに
まずはこちらをご覧ください。
問題です。
上の赤い部分・青い部分を塗替えます。
この場合、どのプライマーを使用すればよいでしょうか?
「アルミサッシはエクセルプライマーⅡ。でも、旧塗膜が水性だとダメだな・・・」
「室内で溶剤系は避けたいから・・・・」
「旧塗膜が水性の場合はカチオン浸透エポプライマー!アルミサッシは・・・?」
「アルミサッシにはカチオン浸透エポプライマーは使えないよね・・・?」
「こんな狭い箇所の為ために2種類のプライマーは用意したくないなぁ」
アルミサッシ、水性旧塗膜面とプライマーを使い分けるのが一般的です。
しかし、たったこれだけの面積のために、
わざわざ2種類のプライマーを準備するのは面倒ですよね。
実は、この2ヶ所の塗替え、一種類のプライマーで解決できるんです!
そのプライマーとは「水性エクセルプライマー」です!
弊社の製品でも、「影のオールラウンダー」と言われる製品です(涙)。
今回は、水性エクセルプライマーを日の目に!をテーマにご紹介いたします。
水性エクセルプライマーの特長
東日本塗料の誇り高きオールラウンドプライマーといえば!
もちろん!「エクセルプライマーⅡ」です!
幅広い基材に対応、抜群の密着力、無黄変タイプでクリヤー仕上げの下塗もOK!
など、とにかくいろいろな用途でお使いいただけるプライマーです。
素地を選ばないオールラウンダーな密着プライマーと言えば?東日本塗料にもある!「エクセルプライマーⅡ」!!
しかし、この製品は溶剤系のプライマーですので、
水性旧塗膜面など下地を侵してしまうことがあります。
また、溶剤特有の臭いもあり、室内では使用しづらい製品でもあります
そこで!「エクセルプライマーⅡ」の弟分として、水性タイプが登場しました。
それが、「水性エクセルプライマー」です。
まずは、特長から説明していきましょう。
特長① 1液水性タイプなのに様々な面に密着!
一般的に、水性タイプは適さないと言われている、
プラスチック類・磁器タイル面等へも密着します。
また、アルミニウムなどの金属面にもお使いいただけます。
詳細は、下記に記載いたします。
(使用できない金属もございますので、カタログをご確認いただくか、
弊社にご相談ください)
特長② 1液水性タイプなのに外部でも使用可能!
一般的な1液水性タイプのプライマーは、耐水性が低いとされています。
そのため、「外部では使用できない」と思われがちです。
しかしながら、水性エクセルプライマーは1液水性タイプであるにも関わらず、
非常に高い耐水性を保持。
これは、当社の特殊技術により、塗膜が緻密な構造を形成するため、
塗膜に水分が入りづらいためです。
だからこそ耐水性が良く、外部でも強力な密着性能を発揮します!
特長③ 平場でも立上り面でも良好な作業性!
水性エクセルプライマーは希釈なしで塗布することができるため、
作業性は良好です。
また、粘度はあまり高くはないですが、
壁面などの立上り部に塗布してもダレにくいです。
様々な部位にご活用いただけるよう、
当社自慢の技術部隊が絶妙な粘性に仕上げました。
そのため、これ一つで立面を含めた様々な箇所にお塗りいただけます!
特長④ 危険物表示なし!環境対応そして安全!
表示義務のある危険な有機溶剤が含まれておりません。
そのため、安全性が高く、環境対応製品となっております。
特長⑤ 屋内での使用にも最適。臭気が少ない!
臭気が低い水性塗料。そのため、嫌な臭いがしません。
エクセルプライマーⅡとの違い
さて、ここまで水性エクセルプライマーについて、特長をご紹介いたしました。
では、エクセルプライマーⅡとの違いは?水性と溶剤の違いだけ?
ここからはエクセルプライマーⅡとの違いを説明しましょう!
違い① 水性塗料であるため下地にダメージを与えない!
エクセルプライマーⅡと違い、
水性エクセルプライマーは下地にダメージを与えません。
そのため、溶剤に弱い基材や、水性タイプの旧塗膜の上にも、
安心してご使用いただけます。
違い② 使い勝手のいい1㎏の設定がある!
12㎏・4㎏だけではなく、水性エクセルプライマーには1㎏の設定もございます!
小面積で使う場合に最適!
車に積んでおいても邪魔になりません!
それぞれの密着可否一覧
先ほど、「1液水性タイプなのに様々な面に密着!」と説明をいたしました。
下記に、水性エクセルプライマー、1液水性のカチオン浸透エポプライマー、
エクセルプライマーⅡの密着可否についてまとめました。
プライマー選定に迷ってしまったときなどにご活用ください!
基材に対する密着
※下地を侵してしまいます。薄く塗布してください。
旧塗膜に対する密着
上塗りに対する密着
※ 水性エクセルプライマー、カチオン浸透エポプライマーには強溶剤の塗料を上塗りに使用できません。
実際の例~これ一つでOK!~
それでは、ここまでご説明した内容を踏まえて、
最初の塗装箇所を確認してみましょう。
水性エクセルプライマーを使えば、写真の赤・青丸2ヶ所を、
一つの製品で無駄なく塗装することができます!
2種類のプライマーを用意することはありません!
おわりに
いかがでしたでしょうか?
水性エクセルプライマーの魅力が少しでも伝わると嬉しいです。
水性の万能プライマーをお探しの際は、是非一度ご検討くださいね!