床に塗料を塗りたいけど、プライマーは何を選べばいい?~床の下地判断方法について~
管理者用はじめに
「床を塗ろう!」
と思っても、
「下地は・・・・?プライマーは何を塗ればいいんだろう・・・・?」
と思われたことがある方、結構いらっしゃいますよね。
実際に、
「何も塗られていないけど、コンクリート?モルタル?何?」
「何か塗られているみたいだけど、そのまま塗っても大丈夫?」
「そもそも、プライマーってどう選べばいいの?」
という疑問は、皆さまもお持ちかと思います。
下地判断は、非常に難しいですよね。
そして、ここを間違えてしまうと、
密着しなかったり、剥がれてしまったりと
不具合が発生する原因となってしまいます。
そこで!今回は、
床を塗装する際の、下地判断方法とプライマーについて、
説明していきたいと思います。
下地判断方法とそれに対応したプライマーについて
判断をする前に・・・・・
塗装前は下地コンクリートの脆弱部や旧塗膜の密着不良部を除去し、
研磨をしてから塗装することを忘れないようにしましょう!
では、まずは、下地に何か塗られているかを必ずチェックしましょう!
下地に何も塗られていない場合
判断方法:コンクリート・モルタルに水滴を垂らす
状況A:すぐに吸い込まれ、濡れ色になったら
【下地】
通常
コンクリ―ト・モルタル
となります。
●弊社の推奨プライマー
フローンエコプラ速乾
フローンプライマーH
など
もし、下地の強度が弱く、水玉が吸い込み、乾燥までに
10秒程度しかかからないような吸い込みの激しい下地の場合は、
フローンプライマーH等を十分に塗布し、
吸い込みを止める必要がありますので、注意してください。
状況B:吸い込まれず、水玉のまま残ったら
【下地】
強化コンクリート、表面が緻密なコンクリート
となります。
●弊社の推奨プライマー
フローンエコプラ速乾
必ず表面を研磨した上で、プライマーを塗布しましょう。
下地に何か塗料が塗ってある場合
判断方法:塗膜にウレタンシンナーを垂らし、指で擦る
(事前に塗膜は清掃して、汚れを落としておきましょう)
状況A:特に変化がない場合→塗膜の弾性を確認
ウレタンシンナーを垂らしても変化がなければ、
次は弾性があるかどうか確認しましょう!
弾性の有無判断:状況a 塗膜に変化はなく、硬い
【既存塗膜】
厚膜型エポキシ樹脂タイプ(フローン50、フローン55タイプ)
または
2液反応型薄膜タイプ(AUコート、ソルエポ90、フローンヌルサットタイプ)
●弊社推奨プライマー
フローンエコプラ速乾
フローンプライマーH
など
弾性の有無判断:状況b 爪痕が残り、柔らかい
厚膜型ウレタン樹脂タイプ(フローン22タイプ)
●弊社推奨プライマー
既存塗膜の弾性力によって、推奨プライマーが異なります。
お手数ですが、弊社営業担当までお問合せください。
このように、ウレタンシンナーを垂らして変化がなくても、
塗膜の弾性力によって、使用できるプライマーが変わってくるので、
注意が必要です!
状況B:塗膜が溶け出してきた
【既存塗膜】
1液溶剤タイプ(ハイフローンタイプ)
●弊社推奨プライマー
フローンエコプラ速乾
カチオン浸透エポプライマー
など
状況C:塗膜は溶けなかったがベタつきが出たり、擦った箇所が変色したりした
【既存塗膜】
1液水性タイプ(フローンアクアファースト、水性フロアータイプ)
●弊社推奨プライマー
フローンエコプラ速乾
カチオン浸透エポプライマー
など
注意事項
ここで注意です!
上記に記載いたしましたが、上塗の種類によっては、
推奨プライマーが変更になる場合がありますので、
仕様を組む際は、弊社営業担当までご相談ください。
困ったときは「フローンエコプラ速乾」!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
お気づきになった方もいらっしゃると思いますが、
実は「フローンエコプラ速乾」がほとんど登場しています。
ご存知の方も多いフローンエコプラ速乾ですが、
実は様々な下地に対応している万能プライマーなんです。
お客様からは、
「とりあえず、フローンエコプラ速乾持っていれば安心」
「フローンエコプラ速乾はいつも常備している」
「下地によっては使えないものもあるけど、本当に便利」
といったご評価をいただいております。
弊社製品の中でも、注文数トップクラス(弊社調べ)の人気を誇る製品です。
ぜひ一度、ご検討くださいね。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
床塗装前の下地判断でお困りの際は、是非このページを参考に
してみてくださいね!
下記より、弊社製品のカタログや、
これまでご説明した内容をまとめた資料をダウンロードしていただけます。
こちらも是非、ご活用くださいませ!