床塗装の問題児!「油汚れ」どうしたらいい?完璧に落とすための方法をお教えします!
管理者用
はじめに
床塗装の上での天敵「油汚れ」
この油汚れをしっかりと落としきれなかったことによる不具合には、
きっと多くの方が悩まされているでしょう。
しかし!
しっかりと油汚れと向き合い、丁寧な下地処理をすれば、
油汚れも怖くないんです。
ここでは、弊社が推奨する「パーフェクトな下地処理」を
ご紹介いたします。
油汚れと向き合う時の鉄則をご紹介しましょう。
鉄則② 油面用のプライマーを必ず使用する!
鉄則①油汚れは、全面、汚れていなさそうなところもとにかく完全に落としきる!
様々な油汚れ除去方法
まずはこちらをご覧ください。
油汚れを除去する方法は、条件にもよりますが、多岐に渡ります。
弊社がオススメするパーフェクトな方法は、
洗剤(フローンオイルクリーナーSP)を使用した洗浄方法です。
パーフェクトな洗浄方法
では、ここで洗剤を使用した洗浄方法をご紹介しましょう!
【用意するもの】
フローンオイルクリーナーSP(油汚れ除去用洗剤)
棒かヘラ
カワスキ
バケツなど
水(できればお湯がよい)
モップ
ポリッシャーまたはデッキブラシ
スクイージー
送風機
高圧洗浄機(バケツでもOK)
吸水クロスか吸水ローラー(廃液の処理が必要な場合)
養生テープ・マスカー
長靴・ゴム手袋・保護メガネ
①作業前に壁や役物等の養生を行います。
②油泥を皮スキ等で除去します。
③バケツ等の容器を個別に用意し、水とフローンオイルクリーナーSPを容器に投入し、
ヘラ等で均一に混ぜます。
油汚れがひどい場合や動物性の油汚れの場合は、
水ではなく、湯水を使用して希釈することがオススメです。
油汚れがひどい場合:湯水で3~5倍希釈
床の表面に油染みがある場合:水で10倍希釈
④希釈したフローンオイルクリーナーSPをモップに含ませ、床面に塗り広げます。
⑤5分間放置します。
(抜粋:弊社公式youtubeチャンネルより)
⑥ポリッシャーまたはデッキブラシ等で擦り洗いをします。
油汚れは知らないうちに飛び散ります。
油汚れがなさそうに見えるところも、しっかりと洗いましょう。
⑦汚水油泥はスクイージ―で取り除きます。
⑧湯水または水で洗浄し、2日以上乾燥させます。
この時、室内が密閉されていると乾燥が遅くなるので、
送風機等があるといいでしょう。
⑨完成!
フローンオイルクリーナーSPで頑固な油汚れもごっそり!
研磨での除去方法
しかしながら、
現場によっては、
乾燥させられるような時間がない!
水が使えない!
というところもあるでしょう。
そういった時は、研磨による油汚れ除去がオススメです。
①作業前に壁や役物等の養生を行います。
②油が溜まっているところをスクイージーで集め、ウエスでふき取ります。
③研削機で研磨し、研磨粉を掃除機で除去します。
この方法ですと表面を削るだけですので、
コンクリート内部に染み込んだ油が、時間の経過によって
浮き上がってくることがあります。
それを防ぐためにも、研磨・清掃終了後には
フローン油面用プライマー又はフローン水系油面用プライマーを
塗装する必要があります。
シンナーを用いた除去方法
また、シンナーを使用した脱脂方法もあります。
シンナーを染み込ませたウエスで床面をふき取ります。
しかしながら、油の種類、下地の状況によっては使用できませんので、
ご注意くださいね。
鉄則②油面用のプライマーを必ず使用する!
鉄則①の作業で、下地処理が完了し、
ようやく塗装作業に移行できます。
油汚れは、深く根強く浸透している厄介者のため、
弊社製品の溶剤系「フローン油面用プライマー」や
水系で低臭タイプの「フローン水系油面用プライマー」を下塗材として使用し、
油分のブリードを遮断します。
よくある不具合が、
「キレイに洗ったから大丈夫」と考えてしまい、
油面用のプライマーを使用せずに、油のブリードが発生してしまうこと。
そのため、必ず油面用のプライマーを使いましょう。
資料ダウンロード
いかがでしたでしょうか?
下記では、ご紹介した製品のカタログや、
講習会資料等をダウンロードしていただけます。
是非ご活用くださいね。
フローン油面用プライマーのカタログはこちら!
(裏面はオイルクリーナー)
床面の頑固な汚れ退治(油汚れ編)資料はこちら!
詳しいお問合せはこちら!