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弊社製品について
2021/03/03

Legend of HNTといえば?~天然素材「セラックニス」の特長とは?~

管理者用
ピックアップ商品紹介!
さて、突然ですが、クイズです!
弊社は1944年9月に設立された(わりと古い)会社なのですが、
一番最初に作っていた製品は何でしょうか?

答えは「ニス」です。

左から
①漂白セラックニス
②ステイン+セラックニス
③赤レッテルセラックニス
④白レッテルセラックニス
⑤黒色セラックニス

この「ニス」ですが、なんと今現在も同じ天然素材から作っているんです!
本日は、Regend of HNTとも呼べる製品「ニス」について、
いろいろとご説明していこうと思います。

弊社には「ニス」がつく製品がいくつかありますが、
弊社の「ニス」が実は天然素材でできていることはご存知ですか?
まずは、どのように作られているか、見ていきましょう。

 セラックニスとは? 


主にタイ・インドに生息するラック貝殻虫という昆虫が
植物に寄生して分泌したスティックラック(茶色い樹脂質・写真左)を、
粉砕(粉砕したものをシードラックという・写真中)し、
精製(精製したものをセラックという・写真右は漂白したもの)し、
アルコールで溶解させたもの。
通常淡黄色または橙赤色の塗料。

なんだか難しいですが、
つまり、セラックは昆虫が植物を介して生まれた天然樹脂なのです。
この「天然素材」に弊社は一貫してこだわっています

しかし、ここで疑問が生じますよね。
「なぜ天然素材のニスがいいの?」
「なぜ東日本塗料は天然素材のニスにこだわっているの?」

まずは、
天然素材のニスは何がよいのか?
下記にまとめていきたいと思います。

 天然素材のニスの特長1:長持ちする 
天然素材でできた塗膜は、三次元で硬化し、耐久性に優れ
非常に長持ちします!
対して合成樹脂でできたニスの塗膜は溶剤で溶けてしまい、
耐久性が劣ります
この耐久性は、1000年前の美術品等に天然素材のニスが使われていることからも
ご理解いただけるかと存じます。
(1000年前の美術品のニスは弊社製品ではないです、念のため)


 天然素材のニスの特長2:仕上り感の違い 
天然素材でできたニスの塗膜は滑らかで硬く、
なおかつ弾力性があり、
木質に対する密着性に優れています
また、塗布後はシルクトーンの落ち着きのある仕上がりになります。
そのため、バイオリンなどの高級弦楽器にも長く使われています。
乾燥後は、他のものに付着しづらいのも特徴
木部へのおさまりや、なじみも良いのです。


 天然素材のニスの特長3:環境に優しい 
近年、化学製品による環境汚染がクローズアップされています。
しかし、天然素材でできたセラックニスは、
合成樹脂でできたものに比べると、環境に優しいとされています。
合成樹脂は石油から作りますので、環境への負荷も大
更に、油性・水性に関わらず、独特な臭気がします。
また、化学製品は、長く使われてきたものでも、
突然、危険性がクローズアップされたりしますよね。
弊社のセラックニスは、先述の通り100年以上前の美術品にも
使われているようなものなので、
塗布するものへの負担も少なく、環境に優しく、 非常に長持ちします。


 天然素材のニスの特長4:人に優しい 
「シックハウス症候群」は皆さん、ご存知ですよね。
これは建材や家具などに含まれる化学物質により、
喉の痛みや目の異常、頭痛などを引き起こす病気です。
天然素材でできたセラックニスを塗ると、
建材や家具に使われている合板からでるホルムアルデヒドを遮断し、
「シックハウス症候群」を抑えることができるのです。
実は他の合成樹脂でも「ホルムアルデヒド遮断」を謳う製品は多くありますが、
合成樹脂ですと、化学物質過敏症を引き起こすこともあります
その点、天然素材でできたセラックニスなら安全です。
また、天然素材でできたセラック自体は、チョコレートの光沢剤、果物、
医薬品のコーティングなど、食品や薬に使われていることもあるほどです。
口に入っても安全な原材料、であれば、安心ですよね
しかし、弊社のニスは食用ではありませんので、ご注意ください。

このように、天然樹脂でできたニスは、
塗るもの
塗るひと
塗る環境
全てにおいて、良いんですね。
弊社がこだわっている点もここになります。
合成樹脂が増えている塗料業界の中で、
少しでも安全なものをお客様に提供したい。
また、SDGsが叫ばれている今日、
「12.つくる責任 つかう責任」
作る人にとっても、使う人にとっても
持続可能な消費と生産のパターンを確保したい―
このような想いから、弊社は天然素材のニスを作り続けています。

さて、では弊社のセラックニスは、どのようなところに塗られているのでしょうか?

【建具枠、家具、窓枠、回り縁、幅木等の木部の下塗りおよび上塗り剤】
木材の導管に対してニスのワックス分の目止め効果を発揮するため
上塗りの吸い込みや目ヤセを押さえます
【楽器の塗装】
ギターなどの弦楽器の音響板には現在でも使用されています。
以前は、レコード盤の材料としても使われていました。
【ベニヤ合板や畳下床板のコンパネ等のホルムアルデヒド遮断に】
合板やコンパネ、木質建材に使用されている接着剤の
ホルムアルデヒドの放散を抑制します
【木材の節止め、ヤニ止め効果】
節やスギ、松材などの赤みの部分には、ヤニが滲出する恐れがありますが、
アルコールのみに可溶なセラックニスを使用しますと、
べた付きのない仕上がりが得られます
【オイルステイン等の色のにじみ押さえとして】
アルコールにしか溶けないので、オイルステインの色にじみムラを抑制します。


次に、使用方法について説明していきましょう。
塗装方法 ハケまたはスプレーにて塗装してください。
希釈 希釈はしません
溶剤が揮発してしまい粘度が高くなってしまった場合は、アルコールで希釈してください。
使用量 1回塗で、0.08~0.1㎏/㎡
塗装回数は1~2回です。
厚塗りすると、乾燥が遅くなったり、
上塗塗料の密着が悪くなったりしますので、ご注意ください。
乾燥時間 30分~1時間














【弊社の商品構成】



ここで、よくお客様からいただくご質問にお答えします!

 Q1  赤レッテル・白レッテル・黒レッテル?何がどう違うの? 
 A1  ズバリ、樹脂の量です! 
赤レッテルが、樹脂量が一番多くなり、
黒レッテルが、樹脂量が一番少ない商品となります。
樹脂量が多い順に、「赤→白→黒」となるんですね。
これは、漂白タイプでも同じで、「赤→白」となります。

 Q2  樹脂の量って、関係ある? 
 A2  樹脂量が多い方が、高性能を発揮します。 
樹脂の量が違うと、肉持ち感が変わります
木部の目止めは樹脂が多い方が効果を発揮しますし、
ペーパーをかけても毛羽立ちにくいのは、樹脂が多い方となります。

 Q3  じゃあ小缶の「セラックニス」は赤?白?黒? 
 A3  「セラックニス」は「白レッテルセラックニス」と同等品となります。 
これは、「漂白セラックニス」も同じことが言えます。
「漂白セラックニス」は「白レッテル漂白セラックニス」と同等品となります。


いかがでしたでしょうか?
近年、私たちの周りでは、化学製品の安全性や室内汚染、
地球環境問題が大きくクローズアップされています。
ぜひ一度、安全性が高く環境への負荷を配慮した、
人、もの、地球にやさしいセラックニスを
ご検討ください!

下記からは、カタログをダウンロードできます!

東日本塗料「ニス」シリーズカタログはこちら!