これ、何のシート防水かわかりますか?~いろいろなシート防水の見分け方~
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はじめに
突然ですが、クイズです!
まずはこちらをご覧ください。
これ、何のシート防水か、わかりますか?
「え?シート防水って1種類じゃないの?」と思われた方、いらっしゃいますよね?
ここでは、「いろいろなシート防水」について、
特徴や見分け方など、動画を交えてご説明します。
まずは、冒頭のクイズの答え!
これは、アスファルト防水です!
各種シート防水のご紹介
実は、シート防水は大きく3つの種類に分けられます。
- ゴムシート防水
- 塩ビシート防水
- アスファルト防水
この3種類のシート防水は、
それぞれ下地処理方法や上塗できる塗料などが変わってくるのです。
先程のクイズの答えはアスファルト防水でしたが、
では、どのように見分けるのでしょうか?
下記に、各シート防水の特長を写真付きでまとめてみました。
推奨仕様や動画もあります。
動画には、各シート防水の見分け方も載っていますので、
是非、ご覧くださいね!
ゴムシート防水について
見た目
- 継ぎ目はシート同士で重なっている(10㎝程度の重なり)
- ゴム弾性があり、表面に細かい凹凸がある
- シート自体は黒色であることが多いが、稀にカラーゴムシートと言ってシート自体が着色されているものもある
(カラーゴムシートには塗料は密着せず、そもそも塗装はできませんのでご注意ください!)
判別するときはどうしたらいい?
溶剤を染み込ませたウエスで表面をこすっても、シート自体に特に変化はない
上塗塗料
水性の上塗材(エナメル・シルバー)がシート自体に塗装されていることが多い
推奨仕様
- 塗替えプライマーエコ
- シートトップ100・200
- シートトップ100 シルバー
- 遮熱シートトップ100・200
塩ビシート防水について
見た目
- 継ぎ目はシート同士で重なっている(4㎝程度の重なり)
- ゴム弾性がなく、伸縮性があまりない
- 表面は無地、または模様がある
- 一定の間隔で円形の模様がある場合がある(シートを機械固定する工法の円盤の跡)
- シート自体が様々な色に着色されている
- 出隅や入隅にパッチが張りつけられていることが多い
判別するときはどうしたらいい?
溶剤を染み込ませたウエスで表面をこすっても、シート自体に特に変化はない
推奨仕様
- 塩ビシート防水面用プライマー
- エコトップ
- エコトップ遮熱
アスファルト防水について
見た目
表面に砂の層がある
判別するときはどうしたらいい?
溶剤を染み込ませたウエスで表面をこすると、ウエスが褐色になる
上塗塗料
上塗材にはシルバーが塗装されていることが多い
推奨仕様
- シートトップ100・200
- シートトップ100 シルバー
- 遮熱シートトップ100・200
おわりに
いかがでしたか?
シート防水3種類について、お分かりいただけたでしょうか?
せっかく時間とお金をかけてきれいにするのですから、
シート防水の種類をしっかり見極めて、
間違いのない材料選定を行いたいですね。
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資料には実際の施工現場や仕様、不具合事例なども掲載しておりますので、
是非ご覧ください!
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塗替えプライマーエコ
塩ビシート防水面用プライマー
エコトップ・エコトップ遮熱
シートトップ100・200(遮熱タイプも含む)
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