東日本塗料のヒミツ道具!? 「ポリペール缶」のスゴさに迫る!
亀田 智代
(フローン#11、フローン#12)

もちろん日頃よりご愛顧頂いているお客様は、ご存じの方も多いと思います。
しかし!
なぜポリペール缶入り?と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、ポリペール缶入りの防水材って珍しいんです!
今回の内容は、なぜポリペール缶入りとしたのか、生い立ちやメリットについて、
ちょっとだけ知っていただきたいお話です。
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目次
ポリペール缶入りの誕生秘話!
元々、弊社製品は石油缶に並々と充填しており、
購入いただいたお客様に容器を別に用意いただいた上で現場施工、という形式でした。
(フローン#11はA液18kg,B液18kgの36kgセットにて販売していたこともありました!)
そんな中、1セット内で小分けせず、
同じ容器内で撹拌が完了できるように容量を調整することによって、
より多くのお客様に使いやすく!手に取って頂きやすく!
というコンセプトで設計されたのが、このポリペール缶でした。
ポリペール缶は登場以来、現在に至るまで多くのお客様にご愛顧いただいております。
それでは、「角缶(石油缶)入り」に比べて、ポリペール缶は何がいいのでしょうか?
いくつかのメリットをご紹介していきましょう!
メリット①:積上げた時の荷崩れを軽減!
まずはこちらの写真をご覧ください。
上記写真からもおわかりいただけるかと思いますが、
ポリペール缶は石油缶に比べ、
缶同士がガッチリとフィットしていることが分かるかと思います。
下のポリペール缶の蓋の部分に、上のポリペール缶がぴったりはまるように
なっているのです。
つまりポリペール缶は、
積み重ねても崩れ落ちる危険性が軽減できるよう加工されているのです!
かと言って積み重ね過ぎても良いというわけではありませんので、
その点はご注意ください!
メリット②:撹拌不足を防ぐことができる!
では、ポリペール缶、角缶(石油缶)を開けて、中を覗いてみましょう。
A液とB液を混ぜるとき、角ばった石油缶よりも
丸いポリペール缶の方が断然混ぜやすいんです。
電動撹拌機の羽根が缶のすみまでしっかり届くので、撹拌不足を防ぐことができます。
防水材のような粘度が高い材料の場合、混ぜやすさは特に重要です。
余談ですが、ウレタン防水施工技能士の実技試験においても、
2成分系防水材の撹拌には円形のバケツ容器が求められます!
メリット③:持ち運びしやすい!
こちらをご覧ください。
ポリペール缶には掴みやすい取っ手が付いており、
搬入時から撹拌後にかけて持ち運びしやすく、作業効率の向上に繋がります。
石油缶にも取っ手はありますが、缶内で撹拌する、という際には、
天板を切っていただく都合上、取っ手が有効に使えなくなってしまいます・・・・。
缶の開け方に困ったら・・・・・
東日本塗料公式youtubeチャンネルでは、
ポリペール缶の開け方を動画でわかりやすく説明しております!
よろしければ、ご覧ください!
ちなみに、角缶の開け方もありますよ♪
おまけ:石油缶入りにもメリットはあります!
弊社としては上記観点からポリペール缶容器がオススメではありますが、
石油缶にも、
「隣り合う缶同士で空隙なく収納、保管しやすい」
「使い終わった際にはポリペール缶よりもコンパクトに畳める」
などのメリットがあります。
おわりに
弊社ポリペール缶についてご紹介いたしました。
「東日本塗料は、防水材をこのような使いやすそうな容器での販売もしているんだな」
と、頭の隅に記憶を残していただけますと幸いです。