ロングラン製品vol.2はスーパートップ遮熱!それはそれは「スーパー」な機能を持ったトップコート!
管理者用はじめに
【スーパートップ遮熱は防水材のトップコートである!】
ということは、皆様もご存知かと思います。
しかしながら、実は、外壁・屋根面に遮熱塗料として施工することもできるんです!
そして、「遮熱」という名前の通り、遮熱塗料です。
今日はこの弊社が誇る東日本塗料のロングラン製品である
「スーパートップ遮熱」について、改めてご紹介していくとともに、
「遮熱」についても復習も兼ねてご説明してきますね!
スーパートップ遮熱の遮熱効果
まずは、「遮熱」について、Q&A方式でご説明していきます!
【Q1:遮熱って何だっけ?】
遮熱塗料は、通常の塗料(非遮熱塗料)よりも光を反射します。
そのため、塗膜表面の熱が上がるのを防いでくれるのです。
【Q2:なぜ遮熱塗料は効果があるの?】
遮熱塗料は、太陽光に含まれる熱の原因になる赤外線を
効率よく反射してくれる特殊な顔料を使用しています。
その特殊顔料が、太陽光に含まれる熱の原因となる赤外線を反射してくれるので、
塗装した表面の熱が上昇しにくくなるのです。
【Q3:光を反射する?!じゃあ、表面が眩しいの・・・?】
いえいえ、ご安心ください!
確かに、先述の通り遮熱塗料は光の中の赤外線を反射しています。
でも、赤外線は「目に見えない光」なのです。そのため、眩しくはありません。
色合いなど、見た目は通常の塗料(非遮熱塗料)と変わりはありませんよ。
実際の施工現場での検証結果
それでは、実際に施工した現場の温度変化をお見せします。
現場詳細
鉄筋コンクリート3階建住宅(屋根及び3F居室にて測定)
(陸屋根部 フローン#12にスーパートップ遮熱A-4 フォックスグレーを塗装)
温度変化測定結果
下記をご覧ください。
上記現場において、スーパートップ遮熱塗装前後の温度変化を
測定したものです。
実験結果まとめ
それでは、上記温度測定結果からわかることをまとめていきましょう!
住宅室内温度について
【スーパートップ遮熱 塗装前】
外気温上昇と共に室内温度も上昇、12:00には外気温と室内温度が同じになり、
その後、熱が室内にこもることにより、室内温度が高くなり、34.7℃まで上昇。
15:00以降、外気温は低下しますが、
室内温度は熱が室内にこもったまま低下しません。
【スーパートップ遮熱 塗装後】
日中の外気温が上昇しても、室内温度はほとんど変化せず、
28℃~29℃を示します。
また、塗装前と比べて室内温度は5.7℃も低くなります。
※ 条件によっては差が出る場合がございますのでご了承ください。
屋根表面温度について
【スーパートップ遮熱 塗装前】
屋根の表面温度は外気温の上昇に伴なって、より大幅に上昇し、
12:00を過ぎると、表面温度は60℃を越え、16:00ごろまで続きます。
【スーパートップ遮熱 塗装後】
屋根の表面温度は外気温の上昇に伴なって、若干上昇、
14:00には日中の最高温度44℃まで上昇しますが、
塗装前の最高温度62.5℃と比較して、18.5℃も低くなります。
まとめ
上のグラフを見ると、スーパートップ遮熱を塗装することで、
室内温度・屋根表面温度の上昇が抑えられることがお分かりになると思います。
スーパートップ遮熱の遮熱効果により、
室内温度の上昇およびコンクリートの熱膨張を防ぐことが出来ます。
スーパートップ遮熱の特長
さて、ここまでは「遮熱」についてご説明をしてきました。
スーパートップ遮熱の特長は、遮熱効果だけではないんです!
ここからは、スーパートップ遮熱の更なる特長について、ご紹介しましょう!
超耐候性!
スーパートップ遮熱と言えば、「トップコート」「遮熱」というイメージですが、
実は最大の特長は、超耐候性なんです!
スーパートップ遮熱はHALSハイブリッド樹脂というものを使用しています。
HALSとは、紫外線によって樹脂が傷つけられた際に、
傷が大きくなるのを防いでくれるものです。
そのため、塗膜が長持ちするのです。
しかし、通常HALSは長い年月が経過すると塗膜から無くなっていってしまいます。
しかし、スーパートップ遮熱で使用している“HALSハイブリッド樹脂”は、
HALSが無くならないように固定されているので、耐候性が長い時間発揮されます。
下記グラフをご覧ください。
※ 樹脂が紫外線で傷つけられると、光沢が下がってしまいます。
上のグラフは、機械の中で光を照射し、
スーパートップ遮熱とアクリルウレタン塗料が
どのくらいの時間で光沢がなくなっていくのかを比較したものです。
スーパートップ遮熱は、普通のアクリルウレタン塗料よりも
光沢が高く保たれているのがわかりますね。
これが高耐候性!もとい、“超耐候性”なのです!
ライフサイクルコストの低減!
ライフサイクルコストとは、建物に関して、資材の調達、
建築から補修、取り壊しまで、
建物の一生にかかるすべてのコストのことを言います。
スーパートップ遮熱は、この「補修」のコストを低減できます。
先述のHALSハイブリッド樹脂が実現する超耐候性により、
長期間にわたり建物や構造物を保護し、美観を守るため、
メンテナンス周期が延長されます。
そのため、補修コストの削減、ひいてはライフサイクルコストの低減に
つながるのです。
安全性!
黄鉛顔料等に代表される人体に有毒な顔料を含んでいないため、
安心して使用できます
おわりに
いかがでしたでしょうか?
スーパートップ遮熱の魅力が少しでも伝わるとうれしいです。
これからだんだんと暑くなってきますが、
ぜひこのスーパートップ遮熱で熱をシャットアウトし、
快適な日々を過ごしてください!