東日本塗料に水性硬質ウレタン系塗料をローラーで塗れるタイプがあるって本当?~フローンクリート ローラー用について~
管理者用- はじめに
- 「フローンクリートローラー用」とは?
- 「フローンクリートローラー用」特長
- 特長1:フォークリフトのタイヤ痕が付きづらい
- 特長2:下地の不陸調整はエポキシ系でできる!
- 特長3:臭いが少ない
- 特長4:既存の水硬ウレタンの塗替えにも最適!
- 特長5:名前の通り、ローラー施工が可能!
- 特長6:溝切り・欠き込み(目地切り)不要!
- 「フローンクリートローラー用」の撹拌方法・使い方について
- 手順1:缶を開けて中身を取り出しましょう
- 手順2:主剤、硬化剤を缶の中に入れます。
- 手順3:撹拌スタート!+骨材投入!
- 手順4:また撹拌スタート!
- 手順5:希釈剤・硬化促進剤投入!+また撹拌!
- 手順6:撹拌終了後、すぐに塗料を床面に流しましょう。
- 手順7:床面に流したら、すぐにローラーで塗装を開始します。
- おわりに
- お問い合わせ・資料ダウンロードはこちら
はじめに
「水性硬質ウレタン系塗料」(以下:水硬ウレタン)と聞いて、
どのようなイメージをお持ちですか?
「難しい」「施工が大変」「素人には無理」・・・・と言ったイメージだと思います。
でも、使用上の注意点をしっかり守ってさえいれば、
実はとても優秀な塗料なんです!
「フローンクリートローラー用」とは?
えっ?東日本塗料にも水硬ウレタン系塗料、あったの?
と、驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はあるんです。
知る人ぞ知る!「フローンクリート ローラー用」です!
フローンクリート ローラー用には、下記のような特長があります。
- フォークリフトのタイヤ痕が付きづらい!
- 下地の不陸調整はエポキシ系で!
- 臭いが少ない!
- 既存の水硬ウレタンの塗替えにも最適!
- 名前の通り、ローラー施工が可能!
- 溝切り・欠き込み不要!
では、次の項で特長について説明しましょう!
「フローンクリートローラー用」特長
特長1:フォークリフトのタイヤ痕が付きづらい
工場内走行通路、倉庫などでの仕様に最適!
フォークリフトのタイヤ痕が非常に付きづらいです。
下記をご覧ください。
比較をすると一目瞭然。
2液エポキシ塗料は今すぐにでも塗替えたくなりますが、
フローンクリートローラー用はまだまだ持ちそうです。
それは、耐摩耗性に非常に優れているから。
この通り、エポキシ系塗料からの切替が、非常に多くなっています。
しかも!
既存エポキシ塗膜を剥離する必要はありません。
そのまま塗装することができます!
この点が、お客様にフローンクリートローラー用を選んでいただける
最大の特長になっています。
特長2:下地の不陸調整はエポキシ系でできる!
通常の水硬ウレタン系塗料施工時、
不陸調整は、同じ材料で行わなければならないケースが多いですが、
フローンクリート ローラー用は、
エポキシ系を中塗りにつかっていただけるため、作業性が非常に良いです。
エポキシ系塗料とは?
弊社製品でいうと、「フローンHRプライマー」や「フローンベースエポ」となります。
特長3:臭いが少ない
臭気に厳しい現場での採用多数!
厚膜エポキシ系よりも臭いが少ないのが特長です。
厨房や食品工場など、「臭いはちょっと・・・」というところでの採用実績があります。
特長4:既存の水硬ウレタンの塗替えにも最適!
フローンクリート ローラー用は、
最低限の塗膜厚で、且つ性能を落とさずに
改修を行う事ができます。
上の写真をご覧ください。
通常、塗替え時に再度水硬ウレタンを塗装すると、数㎜かさ上げすることになります。
そうすると、ドアの開け閉めに支障をきたしたり、段差ができてしまったりします。
フローンクリート ローラー用はそのような事態を防ぐことができます!
特長5:名前の通り、ローラー施工が可能!
コテが使えなくても大丈夫。
ローラーで施工することができます。
もちろん、コテを使うこともできます。
金ゴテである程度材料を広げておいた後、砂骨ローラーにて面揃えを行うことで、
施工スピードがより速くなります!
特長6:溝切り・欠き込み(目地切り)不要!
水硬ウレタンでは必須とされている溝切り・欠き込み(目地切り)がなんと不要です!
一般的なエポキシ厚膜塗料などと同様の下地処理で施工に移ることができるため、
下地処理の負荷が大幅に軽減されます。
注:グレーチング周りなど水分が裏に回りやすい箇所には、
エポキシ厚膜塗料などと同様に目地を設けてください。
「フローンクリートローラー用」の撹拌方法・使い方について
さて、次に施工方法についてご紹介します!
施工時は、必ず資料等を見ながら行ってください。
また、Youtubeの動画でも説明しています。
こちらも併せてご活用ください!
手順1:缶を開けて中身を取り出しましょう
缶の中には、主剤と骨材が入っています。
硬化剤は別となります。
撹拌作業に入る前に、骨材の袋と硬化剤を開け、
主剤はしっかりと撹拌しておきましょう。
主剤は、パウチごと振るようにして、手でガシガシと混ぜることができます。
また、希釈剤、硬化促進剤を入れる場合は、この時点で計量しておきましょう。
骨材の袋は、カッターなどできれいに開けて、
下記のようにすると、後で投入しやすいです。
手順2:主剤、硬化剤を缶の中に入れます。
主剤は、パウチを絞るように下から折りたたむようにして最後まで。
硬化剤は、ゴムベラで最後まで掻き出しましょう。
手順3:撹拌スタート!+骨材投入!
まずは、電動撹拌機にて1000~1500rpmの範囲で30秒撹拌します。
電動撹拌機の羽根は、直径15㎝以上のもので行ってください。
また、低速撹拌機では、骨材のダマがほぐれないため、注意してください。
ちょうど30秒たったら、骨材を少しずつ入れます。
このとき、電動撹拌機で撹拌しながら入れてください。
缶についてしまった骨材は、ゴムベラできれいに取って
撹拌してください。
手順4:また撹拌スタート!
骨材を入れ終わったら、4分間撹拌してください。
手順5:希釈剤・硬化促進剤投入!+また撹拌!
4分がたったら、希釈剤→硬化促進剤の順に投入。
希釈剤を入れたら、すぐに硬化促進剤を入れましょう。
入れたらまた30秒撹拌しましょう。
手順6:撹拌終了後、すぐに塗料を床面に流しましょう。
この商品は可使時間(ポットライフ)が非常に短い製品です。
可使時間(ポットライフ)は、撹拌開始から15分となっております。
撹拌開始と同時に硬化が始まると考えてください。
すぐに流さないと、固まってしまいます!
ご注意下さい。
手順7:床面に流したら、すぐにローラーで塗装を開始します。
吸い込みの激しい下地の場合は、ピンホール発生を防ぐため、
フローン水系油面用プライマーをご使用ください。
おわりに
いかがでしたか?
注意点は多いものの、しっかりと注意して準備をすれば、
強靭な床が、ローラー施工で手に入ります。
ぜひ、一度、使ってみてくださいね。
注:ご検討の際は、必ず資料を弊社までご請求くださいませ。
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