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弊社製品について
2024/10/15

外壁リフレッシュ!失敗しない塗替え前の重要チェックポイント!

管理者用
ピックアップ商品紹介!

はじめに

今回は、外壁塗替えにおいての弊社製品の仕様のご紹介です。
まずは、仕様の紹介の前に、外壁改修にあたり下地の点検を行います。

下地の点検事項

「外壁を改修したい!」と思ったら、まずは何をしますか?
まずは下地を確認しますよね。
こちらでは劣化具合の点検事項から簡単に説明していきますね。

外壁塗替えシリーズ第2弾★不具合の単語帳にも使える!★外壁を塗り変えたい!でも、下地処理ってどうしたらいいの? 外壁塗替えシリーズ第1弾!外壁の素材と種類ってどんなものがあるの?~外壁素材用語集~ 壁の疑問にお答えします!~「壁の塗替え目安は何年?」「なんか最近壁が劣化している・・・・塗り替えたほうがいいの?」~
下記劣化については、下記の過去記事に、詳しい処理方法が記載されております。 外壁の素材と種類については、こちらに過去記事がございます! 外壁の塗替えタイミングについては、下記をご覧ください!

上記、過去記事もご覧ください!

塗膜表面の劣化

塗膜表面に、下記のような劣化サインが出ていないか、チェックをしましょう!
・汚れ・変色・光沢の低下・チョーキング

劣化の種類 状態 下地処理方法  
汚れ ほこり,油脂分,大気汚染物などの付着や菌類,苔類などの繁殖により降雨や風などで除去されずに壁面に付着した状態。 高圧水洗(14.7~19.6MPa),サンダー,ワイヤーブラシなどにて除去。  
変色・褪色 表面の色相,明度および彩度が変化して塗装初期の色
から変化すること、また色があせてくることをいう。
   
光沢の低下 塗膜表面の光の反射率が悪くなり、光沢が悪くなる。    
チョーキング
(白亜化)
塗膜の表面が劣化して塗装材料の中の充填剤などが表面に直接現れてしまい表面に粉末が付着した状態。 高圧水洗(14.7~19.6MPa),サンダー,ワイヤーブラシなどで除去。  

 

塗膜層の劣化

次は塗膜層です。
同じように、下記のような劣化サインが出ていないか、チェックをしましょう!
・フクレ・ヘアークラック・過度な吸い込み・ハガレ・摩耗
劣化の種類 状態 下地処理方法
フクレ 塗膜が気体や液体などを含んで盛り上がることで浮きともいい、美観を損なうとともに保護機能もなくなってくる。 ふくれ,脆弱部を除去し、面揃えを行う
ヘアークラック 塗膜に裂け目ができて、連続した塗膜が確保されなくなるため、意匠性,耐久性の確保が難しくなる。 高圧水洗(14.7~19.6MPa),サンダー,ワイヤーブラシなどにて脆弱部を除去。
吸い込み 塗膜がチョーキングし脆弱を起こし樹脂分が風化することにより、すかすかの状態になり保護機能がなくなってくる。 高圧水洗(14.7~19.6MPa),サンダー,ワイヤーブラシなどにて脆弱部を除去。
はがれ 塗膜が付着力を失って躯体から離れることにより、保護機能がなくなってくる。 付着力低下部を除去し、面揃えを行う。
摩耗 塗膜の表面が各種のゴミ,砂,ほこりなどによってすり減っていくことをいう。一般的には、変褪色の中に入り、意匠性,耐久性の確保が難しくなる。 高圧水洗(14.7~19.6MPa),サンダー,ワイヤーブラシなどにて脆弱部を除去。

コンクリート・モルタルの劣化

塗膜ではなく、コンクリートやモルタル自体に劣化が起こっていることがあります。
この場合は、塗膜ではなく、コンクリートやモルタル自体を改修する必要があります。
・構造クラック・浮き・欠損・エフロレッセンス・水漏れ・錆水付着
劣化の種類 状態 下地処理方法
構造クラック コンクリート・モルタル塗り面に割れが発生して、その部分で仕上げが不連続となっている状況をいう。
モルタル自身の収縮によるクラックと、躯体の収縮によるクラックとの2つがある。
幅0.3㎜以上:Uカット後に、フローンシーリング充填ポリマーセメントモルタルにて処理。
幅0.3㎜以下:ポリマーセメントモルタルにて処理。
浮き モルタル塗りとコンクリート躯体との接着界面が分離して両者が一体となっていない状態をいう。
浮きが成長して目視で判断できる場合は、はらみといい、浮きの小規模なものをふくれと呼んでいる。
浮きが次第に拡大していくと,遂には躯体から脱落する
はつり後に、ポリマーセメントモルタルにて補修する。
またはエポキシ樹脂をピンニングする。
欠損 庇部分や出隅部分やベランダの面台の部分などは、劣化を厳しく受ける部分であるため、ひび割れが生じた後に脱落することがある。このように浮きを伴わずに小部分が欠けることを一般に欠損という。
この場合も浮きの剥落と同様、人身事故になりかねない。
欠損部はポリマーセメントモルタルにて処理。
エフロレッセンス
(白華)
コンクリート中の水分がコンクリートの可溶性物質を溶解し、この溶液がその表面で蒸発してその中の物質が析出集積し固化して粉状や針状の白色の汚れとなることをいう。
またひび割れ部分から雨水が入ったり、その他の部分から入った雨水がひび割れ部分から流れ出て白華を生じる場合などがある。
高圧水洗(14.7~19.6MPa),サンダー,ワイヤーブラシなどにて除去。
水漏れ 躯体コンクリートとモルタル塗り層との間に雨水が侵入したために起こるので、ひび割れ,浮き欠損などが原因となることが多い。 雨水侵入箇所の追求,防水処理。
錆水の付着 鉄部の錆が壁面に現れている状況なので、錆の出る原因を十分つきとめておく必要がある。 ケレン,防錆処理後にポリマーセメントモルタルにて処理。

下地の劣化度合をチェック

次に、劣化度合をチェックしましょう!
劣化度合によって、処理方法も変わってきます。

  劣化状況 処理方法
劣化度合1 塗膜がチョーキング程度でしっかりしている ゴミ,ホコリ,風化物,土,コケ等は、電動ブラシ,皮スキ等にて取り除き、高圧洗浄機(14.7~19.6MPa)で洗浄後に充分に乾燥させる。
劣化度合2 塗膜にヘアークラックが発生している ゴミ,ホコリ,風化物,土,コケ等は、電動ブラシ,皮スキ等にて取り除き、高圧洗浄機(14.7~19.6MPa)で洗浄後に充分に乾燥させる。
劣化度合3 塗膜が完全に粉化,風化
塗膜が水分等で膨張
塗膜に剥離,フクレ,付着力不良発生
既存の塗膜は、電動ブラシ,皮スキ等にて完全に取り除き、高圧洗浄機(14.7~19.6MPa)で洗浄後、充分に乾燥させる。

外壁塗替えの仕様【旧塗膜面(弾性タイル・単層弾性)改修方法】

ではここからは、仕様について、説明していきましょう!
トップコート・また劣化度合別にご紹介していきます。

シリコントップⅡ・遮熱シリコントップⅡ・フローンプロテクトコート仕上の場合

劣化度合1

劣化度合2

劣化度合3

断熱コートEX(スチップル状)仕上の場合

劣化度合1

劣化度合2

劣化度合3

スーパートップ遮熱仕上の場合

劣化度合1

劣化度合2

劣化度合3

外壁塗替えの仕様【コンクリート・モルタルの新築・改修方法】

シリコントップⅡ・遮熱シリコントップⅡ・フローンプロテクトコート仕上の場合

断熱コートEX(スチップル状)仕上の場合

スーパートップ遮熱仕上の場合

おわりに

今回は、既存塗膜からの改修方法と新築時の改修方法をご紹介させていただきました。
今回ご紹介させていただきました以外にも、まだまだございますので、
「こんな時はどうすれば…?」となったときは
お気軽に弊社までお問い合わせくださいね!

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