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弊社製品について
2023/12/11

発売以来大ヒット!そのヒミツ、お教えします!~ツインコートアクアHB~

管理者用
ピックアップ商品紹介!

はじめに

本記事は、3月25日に公開したものをリライトし、再度アップしたものとなります。
施工実績・カタログ等を追加いたしました。

東日本塗料㈱の新製品をお待ちいただいた皆様、
大変お待たせいたしました!
令和4年5月に「フローンFRP防水面用アクアトップ」を上市して以来の新製品!
「ツインコートアクアHB」が、令和5年4月に発売となりました。



この製品は令和5年3月31日を以て廃番となった
「ツインコートS-4」の特長をそのまま受け継ぎ、
それを更にバージョンアップさせた製品となります。

ここでは、「ツインコートアクアHB」の特長と共に、
どこがバージョンアップしたのか?というところを中心に
詳しく説明していきましょう。

ツインコートS-4のおさらい

ではまずは、「ツインコートS-4」の特長をおさらいしていきましょう!
「ツインコートS-4」の特長は下記の通りです。

<特長①サビ止め効果がある>
防錆効果が付与されており、サビ止めプライマーのかわりに使用できる!

<特長②速乾タイプ>
23℃温度条件下で40分で上塗可能。そのため、当日2回塗を行うことが可能です。
プライマーが必要ないので、工程短縮するのに有効な製品!

<特長③遮熱性能>
太陽光による温度上昇を遮熱効果で反射して、建物の温度上昇を防ぎます。
躯体の熱劣化を防ぐ、室内で働く方たちの熱中症予防対策として効果的。

<特長④下地を選ばない>
付着性に優れた樹脂を使用しており、金属下地や旧塗膜がある場合など、幅広く使用可能。
プライマーレスなので、この製品のみで塗替えOK!

もっと詳しくお知りになりたい方は、下記HP過去記事をご覧ください!
鋼板屋根・鉄部用一液水性塗料「ツインコートS-4」ってご存知ですか?~「ツインコートS-4」の「S-4」って何?~
※ 「ツインコートS-4」は令和5年3月31日を以て廃番となりました。

ツインコートアクアHBとは?~概要~

製品名  ツインコートアクアHB
容量  15㎏ 4㎏
標準塗布量  0.1~0.15㎏/㎡回
(15㎏の場合、2回塗50~70㎡/1缶あたり)
光沢  艶有
(鏡面光沢度 70以上 JIS K 5600入射角60度)
色相  白・指定色
用途 新築時・改修時の鉄部用トップコート
<適用下地>
金属屋根、金属サイディング壁面、鉄扉、配管、
鉄柱等の各種金属面

「ツインコートアクアHB」は、上記ツインコートの特長はそのままに、
新たに、独自の技術である【特殊ハルスUVAハイブリッド樹脂】を採用。
ツインコートS-4と比べ、大きく5つの点でバージョンアップいたしました。
では、どこが違うのでしょうか?

ツインコートS-4とツインコートアクアHBの違い

大きな差としては、上述した通り、
弊社独自技術の【特殊ハルスUVAハイブリッド型樹脂】を採用したことです。
また、それ以外にも、様々な樹脂・成分等を追加することで、

① 耐候性
② 遮熱性能
③ 密着性・サビ止め効果

以上の3点が大きく向上しております。

特殊ハルスUVAハイブリッド型樹脂とは?


紫外線に強い特殊な樹脂に加え、

★ 紫外線による劣化の原因物質であるラジカルを取り除く作用のあるハルス
★ 日焼け止めのように紫外線を吸収して守る作用をするUVA

この2つをハイブリッドさせることで、ツインコートアクアHBを
大幅にグレードアップさせることに成功しました!

ツインコートアクアHBの5大ハイブリッド

では、具体的にどう向上したのでしょうか?
上記3つのグレードアップに加え、5つの点から説明していきます。

耐候性アップ!

特殊ハルスUVAハイブリッド型樹脂を採用することで、
耐候性を大幅にアップさせています。
また、1液水性プライマーレスでありながら、
塗膜の劣化の原因となる紫外線に対する耐久性を向上させ、高寿命化しました。

その結果、上記には記載しておりませんが、
2液弱溶剤シリコン系塗料に迫る耐候性を持っております。
また、1液水性プライマーレスであるツインコートアクアHBは、
3工程以上(下塗+上塗2回以上)必要な一般的な水性塗料よりも、
工程数が少なく、耐久性が高いという結果も出ています。

遮熱性能アップ!

こちらをご覧ください。

(ツインコートアクアHBと1液水性遮熱塗料を
それぞれ150μmアプリケーターで塗布し、分光光度計で日射反射率を測定)
この表から、全波長域と近赤外線波長域の両方で、
一般水性遮熱塗料を上回っていることがわかります。

また、こちらもご覧ください。

(断熱ボックスを用いて赤外線ランプを1時間照射した試験)
同じく、1液水性遮熱塗料との比較試験では、
表面温度で最大2.8℃
内部温度で最大1.0℃
以上の差があることがわかります。


上記をご覧ください。
ツインコートアクアHBは、一般的な遮熱塗料より遮熱効果の高い特殊顔料を採用。
そうすることで、太陽光中に含まれる赤外線をより多く反射させます。
この酸化チタンによる遮熱効果で、夏場の温度上昇抑制、省エネ効果が得られます。
また、特殊金属ペーストを使用しており、
一般的に遮熱効果が落ちると言われている濃い色でも高い遮熱効果が得られます

密着性・サビ止め効果アップ!

こちらのイメージ図をご覧ください。

ツインコートアクアHBには、
「金属架橋」と呼ばれる金属との密着を強化する成分を付与。
この効果により、金属との密着を強化し、同時にサビ止め効果も得られます。
そのため、サビ止め効果と金属への密着力を付与します。

更には、こちらのイメージ図をご覧ください。

顔料同士が手を繋いでいるように見えますね。
この赤い手(?)が、ツインコートアクアHBの密着成分です。
ツインコートアクアHBに含まれる密着成分は、
旧塗膜との相性に関係なく、旧塗膜の顔料に強く密着するものを採用。
その結果、幅広い下地への密着を可能にしました。


また、ツインコートアクアHB自体のサビ止め効果と密着性により、
プライマーレスを実現しました!
サビ止め用プライマーも必要ありません!

速乾性アップ!

特殊ハルスUVAハイブリッド型樹脂を採用することで速乾性を実現。
23℃環境下で施工した場合、約40分で乾燥します。
また、塗装中の突然の悪天候。困りますよね。
塗装から約60分乾燥していれば、ゲリラ豪雨が発生しても、
塗膜の溶出などがなく、耐えることができることが証明されています。


こちらの写真は、ツインコートアクアHBと一般弱溶剤塗料を塗り、
60分後にゲリラ豪雨を想定した高圧水を30分間噴霧したものとなります。
ツインコートアクアHBは、
塗装60分後には、降雨や結露を想定した水分への耐性を発揮
悪天候による工期遅延を抑制し、計画通りの工事進捗に寄与します。

隠蔽性アップ!

ツインコートアクアHBは、ツインコートS-4と比較し、隠蔽性が向上しています。
下記写真をご覧ください。

下地のアカサビ色の上に、ツインコートアクアHBの白を塗装。
1回塗後ですが、下地のアカサビ色が隠れていることがわかります。
(ツインコートアクアHBは2回塗となります)


無地のガルバリウム鋼板に塗布した場合も同様です。
屋根改修の場合、旧塗膜の色が白やグレー・グリーンで
施工されていることが多いですが、しっかりと色が乗るので安心です。

実際の現場をご紹介します!

発売から多くの現場にご採用いただいているツインコートアクアHB。
実際の現場写真とご採用いただきました理由をご紹介いたします。
ご参考くださいませ!

実例①:宇都宮市 工場改修(金属屋根)150㎡




建物のオーナー様の悩みが熱中症対策。
毎年、熱中症になってしまう従業員が続出。業務に支障をきたしていたとのこと。
塗装業者様からツインコートアクアHBを紹介され、採用を決定。

実例②:那須塩原市 店舗改修(金属屋根)100㎡




1液で作業性がよく、速乾性に優れ遮熱性能を持ち合わせているが高評価!

実例③:野田市 倉庫改修(金属屋根)200㎡


実際に使用した塗装業者様からのご紹介で採用が決定。
口コミでも評価が広がっています!
ありがとうございます!

おわりに

いかがでしたでしょうか?
1液水性遮熱でプライマーレスで使用できる鉄部用塗料
塗料業界でも珍しいと思います。
しかしながら、今後、塗料の水性化が推進される中、
食品工場など、臭気を気にする現場からは、水性塗料の要望を
多くいただいております。
そのようなときに、「ツインコートアクアHB」を
ぜひ一度、お試しいただきたいと思います。

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